マツダ「新型CX-5」まもなく実車“初公開”! 9年ぶり“全面刷新”で「マツダを支える中核モデル」はどう進化した? ボディサイズ拡大&ハイブリッドも設定? JMSでの一般公開に注目
パワートレインは「新ハイブリッド」も導入?
パワートレインは、マイルドハイブリッド仕様の2.5リッター 4気筒直噴ガソリンエンジンとなる「e-SKYACTIV G 2.5」を搭載。トランスミッションには、「SKYACTIV-DRIVE(6EC-AT)」が組み合わされ、FF車と4WD車が設定されています。
燃料やエミッションの違いなどから、国や地域で性能差がでますが、ドイツ仕様の場合、最高出力が104kW(141ps)/4500~5000rpm、最大トルクが238Nm/3500~3750rpmとされています。
現行型の2.5リッターエンジン「SKYACTIV-G 2.5」と比較すると、パワーとトルク共に低くなっていますが、マイルドハイブリッド化されることで、発進時のアシストや燃費の向上に期待したいところ。
ただ欧州での資料によると、2リッターモデルの後継という位置づけのようです。
当面はこれ一本の予定ですが、2027年にマツダ独自の燃焼技術を採用したガソリンエンジン「SKYACTIV-Z」に新たなハイブリッドシステムを組み合わせたものが投入されることが明かされています。
燃費だけでなく、より力強い走りを望む人には、こちらに期待かも。

タイヤサイズは、225/65R17と225/55R19の2種類。アルミホイールデザインは、17インチ1種類と、18インチが色や加飾違いの2種類が用意されています。
欧州仕様のグレード構成は、エントリーの「プライムライン」、装備を強化した「センターライン」、豪華装備の「エクスクルーシブライン」、ブラックアクセントの最上位モデル「ホムラ」の4種類が展開されています。
このようにパワートレインがひとつなので、かなりシンプルなモデル構成となっていますが、この辺も日本仕様では、展開が異なることでしょう。
注目の価格ですが、ドイツではFF車が3万4990ユーロから。4WD車が4万770ユーロから。日本円換算ですと、FF車が約622万円から。4WD車が約724万円からという高価格となっています。
ただ日本仕様は、現行型よりは値上がりは考慮しなくてはなりませんが、もっと現実的な価格を期待して良いでしょう。
目前に迫ったジャパンモビリティショー2025の場では、欧州仕様のCX-5が初めて一般向けに展示されます。
9年ぶりとなるフルモデルチェンジで3代目となった新型CX-5。興味がある方は会場に足を運び、マツダの説明員に思いをぶつけてみるのもアリかもしれませんね。
Writer: 大音安弘(自動車ライター)
1980年生まれ。埼玉県出身。クルマ好きが高じて、エンジニアから自動車雑誌編集者へ。その後、フリーランスになり、現在は自動車雑誌やウェブを中心に活動中。主な活動媒体に『ナビカーズ』『オートカーデジタル』『オープナーズ』『日経トレンディネット』など。歴代の愛車は全てMT車という大のMT好き。












































































