公道を走れる「本格バイク」なのに小さく折り畳める! 新車で買える「タタメルバイク」が凄い! “運べる”機能採用したICOMA「斬新モデル」は安心の“メイド・イン・ジャパン”!
ICOMAの「タタメルバイク」が、2025年度グッドデザイン賞の「私の選んだ一品2025」を受賞しました。一体どのようなバイクなのでしょうか。
公道を走れる「本格バイク」なのに小さく折り畳める!
2025年10月15日、日本のスタートアップ企業であるICOMAの開発した「タタメルバイク」が、2025年度グッドデザイン賞の「私の選んだ一品2025」を受賞しました。
一体どのようなバイクなのでしょうか。

タタメルバイクは、東京都大田区に本社を置くICOMAが販売する、極めてユニークな電動バイク。
変形するオモチャから着想を得たといい、バイクでありながらスーツケースのサイズに折りたたむことができ、転がして移動することが可能です。
上記の特徴により、マンションのエレベーターや街中など、今までバイクが入れなかった場所まで持って入ることができるようになりました。
このタタメルバイクを展開させると、フロントに10インチのホイールとサスペンション、リアに大径モノサスペンションを装備した、本格的な小型バイクに変形。
またサイドパネルは付け替えが可能で、その日の気分や服装にあわせて着せ替えたり、車体への影響を心配せずにカスタムするといった、ユーザーの個性に合わせた使い方ができる点も見どころです。
サイドパネルの種類はデフォルトで11パターン、アーティストコラボパネルが4パターン用意されているほか、自分で考えたオリジナルデザインを入稿することもできます。
さらに、ハンドル周りにはUSB給電ポートが装備され、スマホを充電しながらの走行が可能。
鍵はディスプレイにタッチするだけのNFCカードキーを採用しており、スマートに乗車できる先進的な設計です。
ボディサイズは、バイク状態で全長1230mm×全幅650mm×全高1000mm、折りたたみ状態が全長690mm×全幅260mm×全高690mmで、車体重量は63kg。
パワーユニットには、リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載し、モーターの最高出力は2.7馬力で、最高速度は45km/h。
1回のフル充電での航続距離は最大約30km(街乗りだと約25km)で、充電にかかる時間は約3時間、充電は自宅のコンセントで行います。
車両価格(消費税込)は49万8000円となっており、受注生産のため納期は約2週間から3週間といいます。
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このように、バイクでありながらコンパクトに折りたたんで移動できる、斬新なタタメルバイク。
規格としては原付一種に分類され、原付免許もしくは普通自動車免許で運転できます。
車体は国内の自社工場のほか、日本の町工場とコラボレーションして制作されており、日本国内であれば離島に住んでいても購入することが可能です。
Writer: パワーボム
関西大学社会学部卒業後、某CS放送局運営のメディアにてライターとしてのキャリアをスタート。自動車ブログの立ち上げから携わり、主にトヨタ車やレクサス車、キャンピングカーを中心に取材記事を多数執筆する。































