新型「“ちいさな”SUV」はカクカク“角目ライト”採用! どこか懐かしい「レトロ風デザイン」にターボ&ハイブリッド搭載! アメリカ最新コンパクトSUV「ジープ・チェロキー」は日本導入に期待!
2025年8月に米国で発表された、ジープ新型「チェロキー」。見どころが多い魅力的なモデルに仕上がっています。
新型「“ちいさな”SUV」はカクカク“角目ライト”採用!
ステランティスは、ジープブランドで展開しているコンパクトSUV「チェロキー」の新型モデルを、2025年8月に米国で発表しました。
同車は現在日本市場では展開されていませんが、かつて日本でも販売され人気を誇っていたSUVのひとつです。
この新型モデルも見どころが多く、魅力的なデザインと性能に仕上がっています。

チェロキーは、先述のようにステランティス傘下のジープブランドが展開するSUVで、元々はアメリカンモーターズが1974年に発売したモデル。
これまで5世代にわたって販売されていましたが、2023年で販売を終了していました。
そして今回2年ぶりのニューモデル登場となった新型チェロキーは、新開発の1.6リッター4気筒ターボエンジンとハイブリッドシステムを搭載しているのが大きな特徴。
ちなみに1.6リッターのターボハイブリッドシステム搭載は、ジープブランドにおいて初となります。
このハイブリッドシステムは、内燃エンジンと1.08kWhのバッテリー、2基のモーターという構成になっており、eCVTのトランスミッションを組み合わせて、システム最大出力213馬力を発揮します。
くわえて「ジープ アクティブドライブ」という、路面状況に応じて自動的に駆動方式を切り替える4WDシステムを採用。
また、シチュエーションに合わせて変更できる4つのドライブモードも搭載するなど、走行面が大幅に強化されています。
ボディサイズは全長4778mm×全幅1898mm×全高1715mm。
ジープ「コンパス」よりやや大きめではあるものの、「コンパクトSUV」を誇るだけあって、同ブランドにおいては小さめのサイズです。
エクステリアは全体的に“面”を強調した角張ったデザインで、スポーティだった先代モデル(5代目)よりも力強く、迫力あふれるスタイリングが特徴。
とくに、四角形状のLEDヘッドライトとデイタイムランニングライトを並べたフロントが印象的です。
また、今なお人気の初代チェロキーのデザインを現代風にアレンジしたようなネオレトロな雰囲気は、ファンならずとも魅力的に感じられる仕上がりでしょう。
広く使い勝手の良いインテリアは、「活動的」「遊び心」「実用性」「先進性」という4つをテーマにしたデザインを採用。
2基の大型スクリーンを備えるなど、全体的に上質で洗練された雰囲気にまとめられていると同時に、一部にリサイクル素材を利用した「サステイナブル」な内装となっています。
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冒頭にあるように、日本ではチェロキーの販売は終了しており、この新型モデルについても日本展開のアナウンスはされていません。
しかしエクステリア、インテリア、走行性能といずれも日本でもヒットしそうな内容となっていることから、すでに日本での販売を求める声も聞かれ、引き続き動向に注目したいモデルです。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。


























