トヨタ新「コンパクトセダン」がスゴイ! 全長4.4m“ちょうどいいボディ”で「リッター29キロ」走る低燃費もイイ! “専用内外装”&チューニングの「GR仕様」も! 「ヤリス ATIV HEV」タイ仕様とは?
トヨタは2025年8月、タイ市場向け4ドアコンパクトセダン「ヤリス ATIV」のハイブリッドモデル「ヤリス ATIV HEV」を発表しました。燃費性能に優れたハイブリッドに加え、スポーティな「HEV GRスポーツ」も登場し、快適性と選択肢の幅を広げています。
スポーツモデルも登場の4ドアコンパクトセダン
2025年8月、トヨタはタイで生産・販売する「ヤリス ATIV」の新型モデル「ヤリス ATIV HEV」を発表しました。
タイで人気のコンパクトセダンで、しかもハイブリッドモデルということで、大きな注目を集めています。

ヤリス ATIVは、トヨタがタイ市場向けに販売している4ドアコンパクトセダンです。
もともとは新興国向けセダン「ヴィオス」の4代目として開発されたモデルで、マレーシアなどではヴィオスとして販売されていますが、タイ仕様はヤリスATIVとネーミングされています。
日本で展開している「ヤリス」と同じ「DNGA-Bプラットフォーム」を使用していますが、別モデルとして位置付けられています。
ボディサイズは全長4425mm×全幅1740mm×全高1480mm。コンパクトなセダンながら、後席もゆったりと座れる広い車内空間が特徴です。
また、流れるような美しいエクステリアや広く高級感のあるインテリアも好評で、タイでは高い支持を得ています。
これまではガソリンエンジン搭載モデルのみでしたが、2025年モデルからはハイブリッド仕様が登場。
「HEVプレミアム」と「HEV GRスポーツ」の2種類のバリエーションがラインアップされました。
ヤリス ATIVの最大の特徴であるハイブリッドシステムは、1.5リッター直列4気筒DOHCエンジンにモーターとリチウムイオンバッテリーを組み合わせたもの。
システム最高出力は111psで、HEVプレミアムの燃費性能は29.4km/Lと、非常に優れたユニットです。
今回の新モデル発表で注目を集めたのが、スポーツグレードのHEV GRスポーツです。
フロントには大型インテークを配し、フロントバンパーを専用デザインに変更。
サイドスカートやリアディフューザー、スポイラーなど専用装備を追加し、よりスポーティな外観に仕上げています。
また、各部にブラック仕様のパーツを装備することで、エクステリアの高級感も高めています。
インテリアは、グレーステッチ入りブラック仕様の合皮シートを採用。エクステリア同様に全体的な高級感がアップしています。
ヘッドレストには「GR」のロゴも配され、スポーティさを演出しています。
パワーユニット自体はHEVプレミアムと同じですが、サスペンションなど足回りはHEV GRスポーツ専用にチューニングされ、スポーツグレードならではの軽快な走りが楽しめます。
ハイブリッドモデルに加え、ガソリンモデルも引き続き販売予定。選択肢が広がることで、より多くのユーザーに対応可能となっています。
日本未発売モデルですが、日本で販売されても「コンパクトで乗りやすい一台」として支持されるかもしれません。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。







































































