約140万円! ホンダ最新「ヴェゼル“セダン”!?」が凄い! 全長4mの斬新「SUV顔ボディ」に“5速MT”搭載! 3代目「アメイズ」印国モデルとは!
ホンダがインド市場で展開している「アメイズ」は、「セダンなのにSUVのようなフロントデザイン」という個性的なモデルです。
約140万円! ホンダ最新「ヴェゼル“セダン”」!?
ホンダがインド市場で展開しているクルマに「アメイズ」というモデルがあります。
同車は2013年から販売している小型セダンで、2024年12月にはフルモデルチェンジが行われ、3代目が登場。
この3代目は、「セダンなのにSUVのようなフロントデザイン」ということで注目されました。

初代「アメイズ」が登場したのは2013年です。
全長3990mm×全幅1680mm×全高1505mmと非常にコンパクトなボディサイズですが、十分な室内空間と荷室を備えていたのが特徴。
パワーユニットには1.2リッターと1.5リッターの直4エンジンを搭載し、5速MTまたはCVTとの組み合わせでした。
この初代は2018年まで販売され、使い勝手のよいコンパクトセダンとして人気を博しました。
そして2018年のフルモデルチェンジで登場した2代目は、より高級感のあるプレミアムセダンとして開発されました。
新開発のプラットフォームを採用したボディは、全長3995mm×全幅1695mm×全高1500mmと、初代と同程度のコンパクトサイズ。
広々とした室内空間と充分なトランクスペースはもちろん、空力も考慮したフォルムとなっていました。
パワーユニットは先代と同じ1.2リッターと1.5リッターの直4エンジンに、5速MTまたはCVTを組み合わせ、快適な乗り心地と優れた走行性能を兼ね備えていました。
また、よりインテリアの高級感を高めた「スペシャルエディション」や「エリートエディション」も後に追加されました。
そして現行の3代目モデルは2024年12月に登場しました。
ボディサイズは全長3995mm×全幅1733mm×全高1500mmと、先代や先々代同様のコンパクトさですが、全幅が若干アップとややワイド化しているのが特徴。
また、エクステリアが高級感とスタイリッシュさを兼ね備えたデザインになっているのもポイントです。
特にエクステリアで目を引くのが垂直に切り落としたような、面の大きなフロントフェイス。
存在感のある大型グリルや吊り上がったヘッドライトなど、ホンダのSUV「HR-V」(特に新興国向けモデル)を思わせる意匠です。
パワーユニットは1.2リッターのi-VTECエンジンで、CVTと5速MTの2種類のトランスミッションから選択可能。
これまでのモデルよりも高い燃費性能と、優れた走行性能を兼ね備えています。
また、先進運転支援機能「ホンダセンシング」を同セグメントで初めて搭載しているのも大きな特徴です。
このような現行の3代目アメイズは、「SUVのようなフェイスデザインのコンパクトセダン」という、日本向けモデルにはない独特の個性を持っています。
セダン人気が低迷している日本市場での展開は難しいかもしれませんが、そのサイズや性能から、日本の狭い道で活躍が期待できそうな一台です。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。




























