価格1240万円オーバー! ヨシムラのコンプリートマシン「GSX-R750 604号車」入札終了 公道走行可能な車両の詳細とは
ヨシムラは、2025年9月20日から10月18日にかけて、1986年AMAスーパーバイクに参戦した「ヨシムラ GSX-R750 #604」を現代に復活させたコンプリートマシンの販売を入札方式で実施しました。
公道仕様とは思えない本格的スタイル
ヨシムラは、2025年9月20日から10月18日にかけて、1986年AMAスーパーバイクに参戦した「ヨシムラ GSX-R750 #604」を現代に復活させたコンプリートマシンの販売を入札方式で実施しました。
同社が製作したGSX-R750 #604号車は、ル・マン24時間耐久レースでの1-2フィニッシュや、鈴鹿8耐での3位・6位入賞などの実績を残してきたスズキの名車「GSX-R750」をベースに改良を加えた、同社を象徴する伝説の競技用車両です。

2024年に創立70周年を迎えたヨシムラは、近年では純正パーツの製造中止が増えているGSX-R750を将来に継承するため、「油冷復刻プロジェクト」を立ち上げました。
このプロジェクトの普及活動のためのデモンストレーション車両として製作されたGSX-R750#604コンプリートマシンは、当時のレース車両の単なる復刻ではなく、”ロードゴーイングレーサー”、つまり公道走行可能な車両としての本質を追求したものです。
状態の良い中古車をベースに、新開発のマフラーやエンジン周りのパーツ、足回り部品を使用し、車両の状況に応じて新品の純正互換パーツを採用。経験豊富なヨシムラのメカニックによって精密に組み立てられています。
さらに、この車両に装備されているマフラーやキャブレター、ステップやブレーキディスクなどは、今後新製品として販売される予定となっています。
なお、このGSX-R750#604コンプリートマシンの最低落札価格は604万円(税込 664.4万円)でしたが、189件もの入札があり、最終的には1241万4000円という高額で落札されました。
Writer: くるまのニュース編集部
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