約290万円! ホンダ「“安め”のCR-V」登場! 1.5リッターエンジン搭載の「大人気SUV」! 7人乗りもあるミドルモデル 中国で30周年記念を迎える
ホンダと中国東風汽車の合弁会社である東風ホンダは2025年9月22日、現地で生産しているミドルSUV「CR-V」の30周年記念施策を発表しました。どのようなものなのでしょうか。
約290万円!
ホンダと中国東風汽車の合弁会社である東風ホンダは2025年9月22日、現地で生産しているミドルSUV「CR-V」の30周年記念施策を発表しました。

CR-Vは乗用車感覚の走行性能と高い機能性を兼ね備えた“ライトなSUV”として1995年にデビュー。代を重ねるにつれて世界戦略車としての地位を確立しました。
直近10年間(2015年~2024年)の販売台数では、ホンダのSUVの中で最も売れているモデルとなっており、2025年には世界累計販売台数が1500万台を突破しました。
現行型は2022年に登場した6代目です。日本ではプラグイン燃料電池車(FCEV)として販売されていますが、中国では1.5リッターガソリンまたは2リッターハイブリッドの2種類が販売されています。
駆動方式はFWD(前輪駆動)または4WD。乗車定員は5人乗りまたは7人乗りです。装備の違いによるグレードはガソリン車が5タイプ、ハイブリッド車が6タイプ。用途や家族構成など、幅広いニーズに応える構成となっています。
そんなCR-Vのデビュー30周年を記念して今回同社が打ち出したのは一律4万元(約80万円)の値引きです。
具体的にはエントリーグレードが18万5900元(約370万円)から14万5900元(約290万円)に、最上級グレードが24万9900元(約500万円)から20万9900元(約420万円)になります。いずれも装備は従来通りなので、買い得感はとても強まっています。
さらに最大2万4000元(約48万円)相当の特典が用意されます。加えて3年間無利子ローン、最大4000元(約8万円)の補助金も受けられます。値引きに加えてこうした施策が重なることで、初期費用と月々の負担を一段と抑えることができ、購入意欲を後押しします。
中国で「オールラウンドファミリーカー」のベンチマークとしての地位を築いたCR-V。今回の施策でさらなる販売拡大に弾みがつきそうです。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。





























































