1000万円超え! いすゞ「最新“7人乗り”トラック」が魅力的! 全長4.9m「普通免許で運転できる」アルミボディ×本格悪路性能で“実用性”バッチリです! “車中泊”専用「トラヴィオ“エクスペディションストライカー”」とは
いすゞは2025年6月開催の「東京アウトドアショー2025」で、普通免許で乗れる小型トラックベースのキャンピングカーを出展しました。どのような特徴があるのでしょうか。
普通免許で運転できる「画期的キャンピングカー」
いすゞが2025年6月に開催の「東京アウトドアショー2025」で、普通免許で乗れるキャンピングカーを出展しました。
どのような特徴があるのでしょうか。

キャンピングカーには主に、商用バンをベースにシンクやコンロ、ベッドキットなどのキャンピングキットを装着した「バンコン」に加え、小・中型トラックをベースに荷台部分をつくり変えて居住スペースとした「キャブコン」の2タイプがあります。
なかでもキャブコンは、既存の商用バンのボディのままキットを装着するバンコンとは違い、居住スペースの設計で自由度が高く、広い室内スペースを確保することができます。
いっぽう、2017年3月の道路交通法の改正によって、普通免許で運転できるトラックは「最大積載量2t未満・車両総重量3.5t未満」に限られており、多くのキャブコンが「純中型免許」が必要になっています。
そんななかいすゞが東京アウトドアショー2025で披露した「EXPEDITION STRIKER(エクスペディションストライカー)」は、法改正後に免許を取得したばかりの人でも、本格的なキャンピングを楽しめるモデルとなっています。
ベースとなったのは、2024年7月に発売された小型トラック「エルフミオ」。最大積載量1.3t・車両総重量3.4tと現行の普通免許でも運転が可能です。
いすゞはこのエルフミオに対し、キャンピングカーの架装ベース向けのシャシ「Travio(トラヴィオ)」を開発し、2024年11月に発表。エクスペディションストライカーはこのシャシを採用しています。
エンジンは軽量な1.9リッターディーゼルエンジンで、6速ATと組み合わせることでAT限定免許でも運転可能。誤発進抑制機能やプリクラッシュブレーキ(直進時)など、充実した先進安全機能も備え、トラックに乗り慣れていない人でも気軽に運転できます。
足回りは、通常のエルフミオとは異なり、専用テーパーリーフサスペンションやリアスタビライザーを採用し、重量のあるキャンピングの架装に耐える走行安定性を確保しています。
ちなみにエクスペディションストライカーは、いすゞと日本特種ボディーが共同開発したもので、初のオールアルミ製ボディを採用。従来の同形状モデルよりも150kgもの大幅な軽量化を実現し、普通免許での運転と軽快な運転感覚をもたらします。
ボディサイズは全長4955mm×全幅1800mm×全高3000mm。通常のキャブコンでは、全長5mオーバーでかつ全幅も1.9mを超えるものも少なくありませんが、ほとんど乗用車の感覚と変わらない取り回しも特徴です。
また、運転席のあるキャブと居住スペースの接続は、通常は溶接でつなげているキャブコンとは全く異なる方法を採用。車体のねじりの動きを許容することで、車体が歪むような荒れた路面でも車輪が浮くことがなく、悪路走破性の向上に寄与しています。
室内は、通常のキャブコンと遜色のない広々とした空間で、3列シートで乗車定員7名、就寝定員は6名を確保します。
シンクや水回りをはじめ、家庭用エアコンや電子レンジ、冷蔵庫、AC100Vコンセントなどを標準装備します。
ラインナップはポータブル電源を利用する「シンプル電装モデル」と、鉛電池のサブバッテリーを積んだ「スタンダード電装モデル」を用意します。
販売は日本特種ボディーに加え、全国12箇所の販売店・販売協力店で扱っており、価格(消費税込)はシンプル電装モデルが1033万9760円、スタンダード電装モデルが1069万4285円となっています。






























































































