新車167万円! 日産「“新型”軽ワゴン」に“問合せ殺到”!? 斬新「カクカクデザイン」×めちゃ広い室内採用で「注文殺到」状態! 5年ぶり全面刷新の「新型ルークス」 販売店でも話題に
日産の新型軽スーパーハイトワゴン「ルークス」について、発売前にも関わらず、販売店にはすでに多数の問い合わせが入っているようです。
新型ルークスを象徴する「かどまる四角」デザインはインパクト大
2025年9月に発表された日産の新型軽スーパーハイトワゴン「ルークス」。
同年秋に発売予定となりますが、ユーザーの反応をディーラーに問い合わせてみました。

初代ルークスは2009年12月にデビュー。スズキ「パレット」のOEM車であり、両側リアスライドドアを装備しているほか、大人4人がゆったりと移動できるクラストップレベルの室内空間を確保したことで人気を博します。
そして2014年12月、設計から製造までを三菱自動車が行った「eKスペース」の兄弟車として生まれ変わります。
モデル名も「デイズルークス」に変更され、運転支援技術「プロパイロット」が搭載されたほか、初代デイズと比較して全高が155mmも高いことで広い空間を実現。日産車における売れ筋モデルとしてのポジションを確立します。
その後、2020年2月に3代目へのフルモデルチェンジが行われ、モデル名が「ルークス」へと戻されます。
3代目ルークスの設計は日産が担当し、「スマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)」が搭載されるなど、さらに進化を遂げています。
月販がコンスタントに5000台前後(多いときでは約1万台)を地道に販売し、日産の軽販売をけん引しています。
新型ルークスはシリーズ4代目にあたり、3代目と同様に日産と三菱の合弁会社である「NMKV」のマネジメントのもと、日産が企画、開発を行っています。
「かどまる四角」をモチーフとしたデザインや、日本の伝統的な建築様式である「唐破風(からはふ)」にインスピレーションを得たとされる新たな2トーンカラーを採用しており、内装では室内長が先代モデルより115mm拡大。クラストップとなる2315mmを実現しています。
ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1785mm(4WDは1805mm)。パワーユニットは全車、燃費と静粛性を高めた排気量660ccの直列3気筒DOHCで、ターボおよびノンターボが用意されます。
ターボエンジンの最高出力は64馬力・最大トルクは100Nm、ノンターボエンジンの最高出力は52馬力・最大トルクは60Nmとなっています。
トランスミッションはCVTのみ、駆動方式は2WD(FF)とフルタイム4WDが用意されます。
このほか、最新の運転支援システムやコネクティッド機能を強化するなどの進化を遂げています。
気になる車両本体価格は167万2000円から246万2900円(消費税込み)となっています。
注目度の高い新型ルークス。ユーザーからの反響を9月下旬に首都圏にある日産ディーラーに問い合わせてみました。
「5年ぶりのフルモデルチェンジということで、注目度がかなり高いですね。特に、歴代のルークスにお乗りで、車検の時期を迎えたお客様には積極的にご案内しています。
先行予約が開始されており、すでにご注文をいただいたお客様もいらっしゃいます。
どうしても実車をご覧になりたい場合は、日産ディーラーをまわる形で先行展示会を行っています。
ホームページをご覧いただければ、お住まい地域から近いディーラーでの展示会の日程がご確認いただけますので、ぜひ実車を見てご検討いただければ幸いです」
ほかの日産ディーラーでも注目度の高さがうかがえます。
「ネットニュースで新型ルークスの記事が配信されていることもあってか、『実車が見られるのか』『現時点で予約は可能なのか』『試乗はできるのか』といったお問い合わせを多数いただいております。
いち早くご納車を希望されるお客様には先行予約であることをご案内しております。
発売前のモデルなので、全店舗に展示車がご用意できるのは少し先のことになってしまいますが、『新型ルークスを見てみたい』というお客様には先行展示会の情報をご案内しております」
軽スーパーハイトワゴンは、軽自動車だけでなく国内の新車販売をけん引する人気ジャンルということもあり、すでに多数のライバルが台頭しています。
そんななか登場した新型ルークスは、ほかにはない特徴的なデザインを採用し、他メーカーの軽スーパーハイトワゴンを乗るユーザーにとっては、新型ルークスの存在が気になっているという人もいるはず。
日産のホームページで先行展示会のスケジュールを確認し、じっくりと新型ルークスの作り込みをチェックしてみてください。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。




































