日産「新型SUV」タフギア全開の新グレード設定! ゴツいフロントグリル×便利な防水シート採用! 原点回帰のワイルド仕様「エクストレイル ロッククリーク」どんなモデル?
2025年8月21日、日産は人気のSUV「エクストレイル」のマイナーチェンジモデルを発表しました。特に注目されるのは、新たに設定された「ロッククリーク」というグレードです。どのようなモデルなのでしょうか。
原点回帰のワイルド仕様「エクストレイル ロッククリーク」とは!
日産は2025年8月21日、マイナーチェンジした新型「エクストレイル」を発表しました。
なかでも、タフ仕様として追加される「ROCK CREEK(ロッククリーク)」に注目が集まります。
どのようなグレードなのでしょうか。

エクストレイルの初代モデルが発売されたのは2000年のこと。「大人4人が快適に乗れて、200万円台で買える使える四駆」をコンセプトに、瞬く間に人気を得ました。
その後、世台を重ね、現行モデルは2022年に発売された4代目モデル。ガソリンモデルを廃止してエンジンを発電機として使うシリーズハイブリッドの「e-POWER」専用車となり、上質感と力強さを両立させたミドルサイズSUVに刷新しています。
ボディサイズは全長4690mm×全幅1840mm×全高1720mm、ホイールベースは2705mm。パワーユニットは、1.5リッター可変圧縮比ターボエンジン(VCターボ)に走行用モーターを組み合わせたe-POWERを搭載します。
駆動方式は、フロントのみにモーターをもつ2WDと、前後にモーターをもつ4WD(e-4ORCE)があります。
また、乗車人数は2列シート5人乗り、3列シート7人乗りがラインナップされます。
今回のマイナーチェンジでは、コネクティッド技術やカメラ技術がアップデートされました。
コネクティッド技術では、日本国内の日産車初となるGoogle搭載のNissan Connectインフォテインメントシステムを採用。これにより、Googleマップを用いたルート案内や音声による目的地検索ができます。
また、Nissan Connectアプリを利用してスマートフォンから車内の空調を操作できます。さらに、降車時のドアロック忘れの通知や、スマートフォンからの操作(ロック)も可能になりました。
カメラ技術においてはインテリジェントアラウンドモニターに、「3Dビュー」と「インビジブルモニター」機能を追加。
3Dビューでは車両の周りを立体的に確認でき、ドライバーの死角をなくして安全運転をサポートし、また、インビジブルモニターは車両下部の状況をカメラで確認する機能で、オフロード走行時はもちろん、狭い場所での駐車にも役立ちます。
そして、今回のマイナーチェンジでは、新グレードとしてロッククリークが追加されました。
ロッククリークは専用の内外装をもち、初代・2代目エクストレイルに原点回帰したようなタフギア感を全面に押し出した仕様で、エクステリアではシルバーで縁取りされた3つのスロットが目立つフロントバンパーが特徴的です。
また、ラバレッドのカラードアクセントが入った専用デザインの19インチアルミホイールも装備されました。
インテリアは、専用の防水シートやカラードアクセント入りステアリングなど、どこへでも行きたくなるSUVらしい演出が施されています。専用のフロアカーペットやステップアクセントプレートも注目されます。
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新型エクストレイル ロッククリークは4WD(e-4ORCE)のみの設定で、価格(消費税込)は、2列シート車が475万6400円、3列シート車が488万6200円です。
Writer: 廣石健悟
1985年長野県生まれ。鉄鋼系物流会社や半導体パッケージメーカーの技術者を経てフリーライターとして独立。19歳で自動車に興味を持って以来、国産車を中心にさまざまな情報収集をしている。これまで乗り継いだ3台のクルマはすべてMT車。4台目となる現在の愛車はマツダ アテンザセダン(6速MT)

























