日産の新型「軽ワゴン」がスゴイ! “歴代初”の新グレードに「スポーティな専用外装」&「ブラック仕立て内装」を採用! ターボ搭載で“4WD仕様”もある「ルークス AUTECH LINE」とは?
2025年9月19日に日産は新型「ルークス」を正式発表しました。大きなトピックの1つとして新グレード「AUTECH LINE(オーテックライン)」の追加が挙げられます。一体どのようなモデルなのでしょうか。
専用の意匠が採用された「歴代初の新グレード」
2025年9月19日に日産は新型「ルークス」を正式発表しました。
同車の一部情報はすでに同年8月に先行公開されていましたが、正式発表であらためてグレード構成や価格などの詳細が明らかにされました。
さらに、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)からは、新型ルークスをベースとしたカスタムモデル「AUTECH LINE(オーテックライン)」も同時に発表されています。
一体どのようなモデルなのでしょうか。

新型ルークスは、「ぬくもりと遊び心を表現した」という“かどまる四角”をテーマにしたエクステリアデザインを採用。
伝統建築様式の「唐破風(からはふ)」をイメージした2トーンカラーを取り入れた点もユニークです。
室内は軽自動車ながらゆとりのある空間を確保し、まるでリビングルームのように快適な居住性を実現しました。
パワートレインは660cc自然吸気ガソリンエンジンと660ccインタークーラー付きガソリンターボエンジンの2種類で、トランスミッションは全車エクストロニックCVTを搭載。
駆動方式は2WDと4WDから選べます。
安全装備では「インテリジェント アラウンドビューモニター」などを採用し、先進運転支援システム「プロパイロット」を搭載した上級グレード「プロパイロットエディション」もラインナップ。
販売価格(消費税込み、以下同)は167万2000円からで、今秋より発売予定です。
そんな新型ルークスに、今回歴代で初めてとなるグレードとしてAUTECH LINEが追加されました。
「AUTECH(オーテック)」は日産モータースポーツ&カスタマイズが展開するブランドで、量産モデルに専用デザインや装備を与え、上質かつ個性的に仕立て直すことを特徴としています。
これまで「キャラバン」「ノート」などに展開されてきましたが、今回新たに新型ルークスが加わりました。
「ルークス AUTECH LINE」のコンセプトは「クール&アグレッシブ」。
標準モデルが“かどまる四角”を基調とした親しみやすいデザインであるのに対し、AUTECH LINEでは専用デザインのフォグランプフィニッシャーや15インチアルミホイール、シルバーカラードアミラーを装備し、より洗練されたスポーティな印象を演出しています。
内装はブラック基調のシックな空間に仕立てられ、専用の合皮シートを採用。このシートは防水仕様で、日常の使いやすさにも配慮されています。
さらにディーラーオプションとして、専用フロアカーペットやプラスチックバイザー、ナンバープレートトリムなども用意されています。
なお、新型ルークスの中でブラック基調のインテリアを持つのは、このAUTECH LINEのみ。
落ち着いた雰囲気やクールなテイストを求めるユーザーにとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
グレードは2WD・4WDそれぞれに「ターボ」と「ターボ プロパイロットエディション」を設定。
エンジンやトランスミッションは標準モデルと共通ですが、デザインや雰囲気の違いによって、明確に差別化が図られています。
ルークスAUTECH LINEの販売価格は225万8300円から246万2900円で、他のモデルと同じく今秋発売予定です。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。











































































