ダイハツ「“2階建て”軽トラ!?」実車公開! ハイゼットトラックで「大人4人“寝られる”」!? “パカッ”と開く「三角屋根」がスゴいTOWAの軽キャンパー「バディ108」に注目

東和モータース販売が、ダイハツ「ハイゼットトラック」をベースにした軽キャンピングカーを「名古屋キャンピングカーフェア2025 AUTUMN」で実車展示しました。どのようなクルマなのでしょうか。

「低全高」なのに「大人4人が就寝」できる!?

 東和モータース販売は、2025年9月20日から21日までポートメッセなごや(名古屋市港区)で行われたキャンピングカーイベント「名古屋キャンピングカーフェア2025 AUTUMN」に出展しました。

 同社のブースでは、ダイハツ「ハイゼットトラック」をベースにした軽キャブコン「バディ108」が実車展示され、来場者の注目を集めています。

ダイハツ「ハイゼットトラック」が4人乗り・4名就寝可能なキャンピングカーに!?
ダイハツ「ハイゼットトラック」が4人乗り・4名就寝可能なキャンピングカーに!?

 東京都杉並区に本社を構える東和モータース販売は、関東を中心に札幌などお店を構え、キャンピングカー・福祉車両の製造販売などを幅広くおこなっているカーショップです。

 今回出展されたバディ108のベースになっているのは、ダイハツの軽トラックであるハイゼットトラック。

 ハイゼットシリーズは、1960年に登場して以来ダイハツの代表的な軽商用車として長年愛され続けており、特にハイゼットトラックは、軽トラの代表的存在として市場でも高い評価を受けています。

 現行型は2014年に発表された10代目モデル。2021年12月には、軽バン「ハイゼットカーゴ」の17年ぶりのフルモデルチェンジにあわせ、大幅刷新を実施しています。

 パワートレインには最大49馬力、最大トルク6.1kgf-mを出力する直列3気筒エンジンに5速MT、もしくはCVTを組み合わせています。

 バディ108のボディサイズは、全長3390mm×全幅1480mm×全高1980mm。軽自動車規格にしっかり収められていますが、乗車定員・就寝定員共に4人を確保しています。

 外観に目を向けると、荷台部分は居住スペースに変化しています。しかし通常の軽キャブコンとは異なり、低く構えたスタイルが大きな特徴です。

 屋根の上にポップアップルーフを設けることで、通常走行時は軽規格に収まります。

 ショッピングモールなどに多い自走式の立体駐車場などにも入庫可能な全高としつつ、停車時に上方へ展開すれば大人2名が就寝可能なベッド空間が広がる仕掛けとなっています。

 また上部ベッドの床面を移動させれば、車内で大人が立つこともできるほどの空間も広がります。

 なおキャビン部は高断熱アルミパネルを採用し、保温性を高めているといいます。

 落ち着いたデザインで統一されたインテリアは、中央にテーブルを配して4人が向かい合わせに座ることができる対面レイアウトです。

 ちなみにバディ108には、セカンドシートを横向きにしてL字型レイアウトとしたタイプも設定されており、好みや使い方に応じた選択が可能となっています。

 展示車には、電装設備をセットにした「C3パッケージ」が装備され、強化型の走行充電システムやリチウムイオン電池のサブバッテリーを搭載。DC電源やUSBソケット、DC12Vクーラーなどが備わります。

 フル装備状態となった会場のバディ 108の車両価格(消費税込み)はパートタイム4WDモデルで、621万7520円となっています。

※ ※ ※

 会場のスタッフにクルマの魅力を聞くと、「小さいながらも必要な装備をしっかり揃えている点」だと話します。

 確かに軽自動車ベースのキャンピングカーとしてはそれなりの価格帯とも映りますが、各種空調機能とテーブルにシャワーといった便利な装備が標準で揃っており、オプションがなくてもキャンピングカーとして楽しめそうです。

 それもあってか、会場では年配のご夫婦から若いカップルまで、幅広い世代の人たちがブースを訪れていました。

【画像】超カッコいい! これが「大人4人“寝られる”」ダイハツの軽トラです! 画像で見る(30枚以上)

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Writer: 鈴木伊玖馬

愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。

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