スズキの「“2階建て”軽バン!?」実車公開! 斬新“横開き”ルーフで「大人4人“寝られる”」“スライドドア”モデル「エブリイ」がスゴい! スマイルファクトリーのキャンパー「オフタイムBASE」に注目!

スマイルファクトリーが、スズキ「エブリイ」をベースにした軽キャンピングカーを「名古屋キャンピングカーフェア2025 AUTUMN」で実車展示しました。どのようなクルマなのでしょうか。

「エブリイ」にリフトアップ&ポップアップルーフを追加

 島根県益田市に本社を構えるスマイルファクトリーは、2025年9月20日にポートメッセなごや(名古屋市港区)で行われたキャンピングカーイベント「名古屋キャンピングカーフェア2025 AUTUMN」に出展。

 スズキ「エブリイ」をベースにした軽キャンパー「オフタイムBASE」を実車展示しました。

軽キャンパー「オフタイムBASE」の斬新な機構にビックリ!
軽キャンパー「オフタイムBASE」の斬新な機構にビックリ!

 スマイルファクトリーは、軽自動車をベースにした機能性の高い軽キャンピングカーを展開しています。

 今回のイベントではオフタイムBASEが来場者の人気を集めていました。

 ベースになっているのはエブリイです。

 スズキ軽商用バンのベストセラーモデルで、ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1895mm。商用から街乗りまで対応する人気モデルとなっています。

 そのエブリイにリフトアップとポップアップルーフを追加したのが、このオフタイムBASEです。

 ボディサイズはポップアップルーフを広げた状態で全長3395mm×全幅1475mm×全高2000mm。

 他社のポップアップルーフと違うのが、車幅方向へ横開き展開されるところです。

 上部へ三角形状に展開される通常タイプに比べ空間が広くなることから、大人2名でも余裕の就寝スペースが確保されます。

 ボディカラーには、レジャーシーンに馴染むグレーの塗装を使用。フロント部分のバンパーは、ノーマルモデルのものに比べて半分の幅のパーツに換装し、バンパーガードも追加装備しています。これら外装パーツはプラスライン製だそうです。

 足回りにはTEIN製のエアサスなどを採用。タイヤフェンダーとタイヤの間が見えるほどリフトアップされています。一方で乗り心地にもしっかり気を使っており、横揺れは大きく抑えられているそうです。

 インテリアには、さまざまな電装設備を用意。収納スペースを豊富に設けられています。

 また、窓枠には新しいポータブルクーラーも取り付けられています。

 オフタイムBASEの価格(消費税込み)は、「ベーシックパック」483万3400円から、「フルパック」551万9800円からです。

※ ※ ※

 会場のスタッフによれば、オフタイムBASEは新車持ち込みだけでなく、中古車のカスタムも行っているとのこと。

 特にリフトアップを希望する人が多いといいます。会場では、特に30代から40代の若い家族連れが興味を惹かれていたようでした。

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Writer: 鈴木伊玖馬

愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。

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