ホンダ「“4人乗り”スポーツモデル」がスゴい! 高性能タイプ「R」も設定! めちゃパワフルな「2気筒エンジン」搭載した“悪路最強”モデル「タロン」米国仕様とは!
ホンダの米国法人は「タロン」という四輪車を取り扱っています。一体どのようなモデルなのでしょうか。
ホンダ「“4人乗り”スポーツモデル」がスゴい!
北米ではオフロード車の人気が高く、さまざまなメーカーが個性的なモデルを市場に展開しています。
その中で高い人気を誇るのが、ホンダの米国法人(以下、ホンダ)が販売するオフロード四輪車「タロン」です。

タロンは、ホンダが2019年から販売しているオフロードバギー。
「サイドバイサイド」という、アメリカで市場が拡大している多用途四輪モデルで、「2シーター」と「4シーター」の2タイプがラインアップされています。
2025年2月には、従来モデルよりも走行性能などを高めた「2025年モデル」が登場しました。
そんなタロンの最新モデルのボディサイズは、2シーターモデルが全長3141mm×全幅1625-1737mm×全高1915mmで、4シーターモデルが全長3865mm×全幅1625-1730mm×全高1996-2006mm。
いずれも日本の軽自動車なみのコンパクトなサイズです。
エクステリアは、オフロードバギーらしくフレームむき出しのワイルドなデザインが特徴的。
フロントにはスタイリッシュなカウルが装備されていますが、全体的にゴツく、タフな印象です。
特に4シーターモデルは広いキャビンが特徴で、各座席に十分なスペースが設けてあります。
一般的にオフロードバギーといえば狭い車内をイメージしがちですが、広く快適な車内空間は4シーターモデルならではの魅力です。
パワーユニットには、専用チューンが施されたホンダ製の990cc水冷4ストローク並列2気筒エンジンを搭載し、悪路でも力強い走りを実現。
トランスミッションは6速DCTで、「ドライブ」と「スポーツ」というオートマ走行モードのほか、マニュアルモードも備えています。
また、駆動方式にはI-4WDを採用し、4輪駆動と2輪駆動の切り替えが可能。それぞれのモードに適して自動的に動力配分を行う仕組みです。
2025年モデルでは、2シーター/4シーターそれぞれで、特徴の異なる複数のタイプを展開しています。
まず2シーターバージョンはクイックな走りの「1000X」と、走破性を高めた高性能タイプ「1000 R」。
4シーターモデルは、ハンドリング性能の高い「1000X-4 FOXライブバルブ」と、高い走行性能の4シーター「1000R-4 FOXライブバルブ」、ショーワチューニングブランドのサスペンション装備の「1000X-4」という3タイプが用意されています。
販売価格は2シーターが2万99ドル(日本円で約297万円)からで、4シーターは2万2199ドル(日本円で約327万円)からとなっています。
近年、タロンのようなサイドバイサイドは日本でも人気が高まっており、オフロードバギーファンとしては日本での正式販売を期待したい一台です。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。





















































