トヨタ新「ハイラックス“レジェンド55”」発表! 2.8リッター「直4」ディーゼルターボ搭載! 専用グリーンもイイ「本格モデル」南アに登場
トヨタの南アフリカ法人は2025年9月15日、ピックアップトラック「ハイラックス」の限定モデル「ハイラックス レジェンド55」を発売しました。どのようなモデルなのでしょうか。
レジェンド55登場
トヨタの南アフリカ法人は2025年9月15日、ピックアップトラック「ハイラックス」の限定モデル「ハイラックス レジェンド55」を現地で発売しました。
ハイラックスは、世界170以上の国と地域で販売されている中型ピックアップトラックのベストセラーモデルです。初代は1968年にデビュー、現行型は2015年に登場した8代目となります。

南アフリカ市場に初めて本格導入されたのは1969年。以来、商用はもとより、レジャーやファミリーユースなど幅広い用途で支持され、自動車文化に深く根づき、地域社会の発展を支えてきました。
こうした伝統を称えようと、同社は2004年に「レジェンド35」を発売したのを皮切りに、「レジェンド40」「レジェンド45」「レジェンド50」と、およそ5年ごとにアニバーサリーモデルを発売してきました。
今回発表されたレジェンド55は、その流れを受け継ぐ最新モデルで、特別装備が数多く採用されています。エクステリアでは、押し出し感のあるフロントグリルやバンパー、下回りを保護するためのバッシュプレート、ワイドなスタンスを強調するオーバーフェンダー、荷台を演出するスポーツバーなどによって、迫力と特別感を強調しています。
インテリアでは、プレミアムオーディオシステムをはじめ上質で快適な空間を実現しつつ、シートやトリムには専用ステッチや加飾が施されており、記念モデルにふさわしい仕立てとなっています。
パワーユニットは2.8リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載。最高出力150kW(204馬力)、最大トルク500Nmを発生します。トランスミッションは6速AT、駆動方式はRWD(後輪駆動)または4WDです。
ボディカラーは、専用のダークグリーンマイカメタリックをはじめ全10色が設定されています。
価格はエクストラキャブ仕様のRWDが72万8300ランド(約620万円)、同4WDが81万3700ランド(約700万円)。ダブルキャブ仕様ではRWDが88万5700ランド(約760万円)、同4WDが93万5900ランド(約800万円)です。2026年までの限定販売となります。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。

























































































