藤原拓海の「AE86」と高橋啓介の「RX-7」も登場!?「頭文字D」イベント「クスコ」「フジツボ」「プロジェクト・ミュー」ブースに最新パーツ

電子制御車の細かなブレーキ制御にも対応!「プロジェクト・ミュー」

「サーキットを走ってみたいな」と思い、いざ走ると、純正ブレーキパッドでは数周でブレーキが効きにくくなり、少し頼りないところが出てくることがあります。

 そんな時にはまずブレーキパッド交換をすることになりますが、どれを選んだら良いのか悩ましいところ。そんな悩みを解決してくれるのが、鮮やかなミントグリーンのブレーキパッドが特徴的な「プロジェクト・ミュー」です。

プロジェクト・ミューのブースに展示されたブレーキパッド
プロジェクト・ミューのブースに展示されたブレーキパッド

 ブースのスタッフによると、おすすめの最新作は「HC CS18」というもの。ペダルコントロール性能に特化したスポーツモデルで、街乗りからスポーツ走行までこなす万能タイプだと言います。

 初期タッチが良いのはもちろん、ブレーキを踏んだら踏んだ分だけしっかり制動してくれるそうです。さらにブレーキング中においてもペダルコントロールがしやすく、車体のコントロールもスムーズに行えると言います。

 また近年増えている電子制御デバイスやABSの介入特性にあわせており、電子制御でブレーキ性能を細かく調整する際にも、元から有するペダルコントロール性能の良さが生き、絶妙なブレーキングを行えるというから驚きです。

 昨今、先進運転支援システムである「ADAS(Advanced Driver-Assistance Systems)」装着車が増えていますが、細かく電子制御でブレーキコントロールを行う中で、ブレーキパッドのアタリの良さや、ブレーキローターからブレーキパッドが離れる具合といった、人が操作する以上のきめ細かい要求にも応えるられるような、コントロールしやすいブレーキパッドになっているようです。

 また、スポーツパッド初心者向けに最適な作りになっており、ブレーキングでクルマをコントロールすることを学ぶのに、ちょうど良いコントロール性能を持っているそうです。

 スポーツパッドと言えばブレーキはよく効く半面、ダストがたくさん出てホイールが汚れるということがありますが、このHC CS18はダストもなるべく出さない作りになっているため、ホイールの汚れもそう多くはないそうです。

 さらに、プロドライバーが何度も検証して作り上げている商品なので、制動力に関しては折り紙付きです。それでいて先進装備の電子制御にも対応してくれる。そんな時代に合わせたブレーキパッドとなっているようです。

※ ※ ※

 パーツの魅力を実物を見ながらブーススタッフの説明を聞ける「頭文字D 30th Anniversary 2days」のショップエリアは、常に盛況でした。

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Writer: 雪岡直樹

1974年東京生まれ。フォトスタジオアシスタントを経てフリーランスのフォトグラファーへ。雑誌やWeb媒体の撮影を担当。自動車雑誌の撮影と並行してユーザーインタビューやイベントレポートを担当することで、ライターとしても活動。国内最高峰のレース「SUPER GT選手権」を長年取材。新車情報やレースレポート、イベントレポートなどを雑誌やWebに寄稿する。

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