日産の新「高級SUV」発表! 「エルグランド顔」&モダンな“豪華内装”が特徴! 画期的な“運転支援技術”搭載で「手放し走行可能」に進化! 「ムラーノ」2026年モデル米国に登場!

2025年9月25日に日産の米国法人は「ムラーノ」の2026年モデルを発表しました。一体どのような進化を果たしたのでしょうか。

新たな先進運転支援技術の導入で「手放し運転可能」に

 日産の米国法人は2025年9月25日、ミッドサイズSUV「ムラーノ」の2026年モデルを発表しました。

 今回のモデルでは、先進運転支援技術「プロパイロットアシスト2.1」が新たに導入され、高速道路でのドライブにおいて、より快適で安心感のある走行体験を提供するとしています。

フルモデルチェンジから1年経ちさらなる進化を果たした2026年モデルとは?
フルモデルチェンジから1年経ちさらなる進化を果たした2026年モデルとは?

 ムラーノは2002年に初代モデルが登場し、北米市場を中心に存在感を築いてきたクロスオーバーSUVです。大胆なエクステリアデザインと上質な室内空間を備えたモデルとして知られ、日産のラインナップの中ではプレミアム志向のSUVとして位置づけられてきました。

 日本市場でも2004年から2015年まで販売され、初代モデルと2代目モデルが展開されました。

 その後、2014年に3代目、2025年には現行の4代目が登場。エルグランドを思わせる迫力あるフロントマスクに加え、超薄型LEDヘッドライトや全幅に広がるLEDテールランプを採用し、オプションで21インチホイールも用意されるなど、モダンで洗練された流麗なスタイルが特徴です。

 インテリアは前方から後方まで開放的な視界を確保する設計となっており、全体的に流れるようなラインを基調としたモダンかつ豪華な空間を実現しています。

 また、安全性能についても高く評価されており、米国道路安全保険協会(IIHS)からは最高評価となる「TOP SAFETY PICK+」を獲得しています。

 2026年モデルの最大の注目点は、「プロパイロットアシスト2.1」の採用です。このシステムはプラチナグレード専用のテクノロジーパッケージに含まれるもので、対応道路においてステアリング、加速、ブレーキを自動制御し、ドライバーがハンドルから手を離したまま走行できる“ハンズオフ走行”を可能にします。

 さらに、レーンチェンジアシスト機能も搭載し、前方の低速車両をシステムが検知すると追い越しを提案し、スムーズな車線変更をサポートします。

 装備面の充実も見逃せません。新設定の「SLコンフォートパッケージ」には、ベンチレーテッド&マッサージ機能付きフロントシート、リアシートヒーター、モーションセンサー付きパワーリフトゲートなど快適性を高める装備が含まれています。

 また、デュアル12.3インチディスプレイを中心とした最新インフォテインメントシステムにはGoogleが内蔵され、Googleマップをダッシュボードに直接表示することが可能となり、利便性とコネクティビティが大幅に向上しました。

 さらに、Invisible Hood Viewや3Dエンハンスト・インテリジェント・アラウンドビューモニターといった最新カメラ技術も利用可能で、狭いガレージやドライブスルーといった日常的なシーンでドライバーを支援します。

 パワートレインには、新たに2リッターVC(可変圧縮)ターボエンジンを採用。最高出力241hp、最大トルク260lb-ftを発揮し、9速ATと組み合わせることで力強く滑らかな走行を実現します。駆動方式にはインテリジェントAWDを全グレードで標準装備となるのもポイントです。

 グレードはSV、SL、プラチナの3種類を用意し、価格はSV AWDが4万1470ドル(約621万円)、SL AWDが4万6560ドル(約697万円)、最上級のプラチナAWDが4万9600ドル(約743万円)に設定されています。

※ ※ ※

 2026年型日産ムラーノは、従来から評価されてきたデザインや安全性能を継承しつつ、先進的なドライバーアシスト機能や快適装備を拡充した一台に仕上がっています。

 北米市場で激化するSUVセグメントの中で、存在感をさらに高めるモデルとなりそうです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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