なぜ三菱が大相撲に「懸賞」出した? 土俵上に「デリ丸。」登場の理由は? 懸賞旗に込められた思いとは
両国国技館で開催中の大相撲9月場所で、三菱「デリカミニ」のキャラクター「デリ丸。」の懸賞旗が掲げられています。SNSや会場では「いいですね」「可愛い」といった反響が寄せられました。なぜ「デリ丸。」の懸賞旗が誕生することになったのでしょうか。
“土俵上”に現れたキュートな「デリ丸。」の姿に注目!
2025年9月14日から9月28日まで、両国国技館(東京都墨田区)で開催されている大相撲9月場所にて、三菱「デリカミニ」のキャラクター「デリ丸。」の懸賞旗が掲げられ話題となっています。
同月18日に正式発表された2代目デリカミニのキャラクターとなる「デリ丸。」はなぜ懸賞旗として採用されることになったのでしょうか。

デリカミニは、三菱と日産の合弁会社NMKVがマネジメントを行い、三菱が生産する軽自動車です。
初代は2023年に三菱「ekクロススペース」の大幅改良モデルとして、デザインや駆動方式、サスペンションチューニングを行い誕生しました。
それから早2年というタイミングで、2025年9月18日に2代目となるデリカミニが正式発表され、10月29日に発売を迎えます。
基本デザインなどはキープコンセプトながら、走行性能や乗り心地、ドライブモードなどに大きく手をいれて、従来の軽自動車以上の悪路走破性を持っているのが特徴です。
そんな2代目となるデリカミニですが、今回2025年9月14日から9月28日まで、両国国技館(東京都墨田区)で開催されている大相撲9月場所にて、初代・2代目を通してデリカミニのキャラクターとして採用される「デリ丸。」の懸賞旗が掲げられてます。
大相撲では、幕内取組で希望の取組や応援している力士の取組等に「懸賞」を懸けることができます。
その対象の取組の前には、呼出によって土俵上で懸賞旗が掲げられ、大相撲を観覧する人からの注目が集まります。
またその日の大相撲会場入場者全員に配られる取組表に「提供者名(社名等を織り込んだ原稿)」が印刷されるほか、取組直前には場内放送で読み上げられます。

そんな懸賞ですが、なぜ「デリ丸。」が採用されたのでしょうか。
今回の懸賞旗が掲げられているのは、前頭六枚目「草野」関の取組です。
その理由を三菱の広報担当者は、「社内外の相撲ファンからの提案もあり、今伊勢ケ浜部屋で勢いのある若手力士『草野』のように新型『デリカミニ』も世の中に注目されることに願いを込めた」と説明してます。
「デリ丸。」はそのデリカミニの“化身”です(犬かどうかは不明とのこと)。チャームポイントはつぶらな瞳と勇ましい口元。
家族とアウトドアへ行くのが大好き、自然の中で走るのも得意、山道も水溜りもへっちゃら…という、可愛い見た目と裏腹にヤンチャでタフな一面もあるのだそうです。
2023年5月に初代デリカミニがデビューして以来、CMやイベントなどで人気を集めており、昨年には47都道府県のご当地名物とコラボしたぬいぐるみも発売されました。
SNSでは今回の懸賞旗について「これはいいですね」「デリ丸すげーな」「激アツ」といったコメントが寄せられています。
会場でも「デリ丸だ! かわいい!」といった声が聞かれるそうで、その可愛らしい姿が大相撲の舞台でも注目を集めています。
9月場所は今週末に千秋楽を迎えます。9月27日と28日は、「デリ丸。」の姿が大きく描かれたものや「デリ丸。」とデリカミニが並んだデザインなど、3本の懸賞旗が掲げられる予定です。
Writer: くるまのニュース編集部
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