新車164万円! ダイハツ新「タント」の“スライドドア”がスゴイ! ガバッと開く「両側電動」&乗降性アップ! 特別仕様“リミテッド”の魅力と「販売店のホンネ」とは!
ダイハツは2025年7月10日、軽乗用車「タント」に特別仕様車「リミテッド」を追加しました。販売店にはどのような声が寄せられているのでしょうか。
新車164万円! ダイハツ新「タント」の“スライドドア”がスゴイ!
ダイハツは2025年7月1日、軽自動車の「タント」シリーズに特別仕様車「Xリミテッド」を設定しました。
一体どのようなモデルなのでしょうか。

「タント」は2003年に初代が登場。全高1700mmを超える軽自動車として「スーパーハイト系」という新しいカテゴリーを切り開きました。
現行モデルは2019年に登場した4代目。プラットフォームの刷新や安全運転支援システム「スマートアシスト」が搭載するなど進化を遂げています。
ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1755mmと、初代モデルでも特徴的だった全高の高さを引き継いでいます。
そんな現行タントに設定された特別仕様車のリミテッドは、通常モデルのXグレードのほか、シリーズ展開される「タントカスタム」や「タントファンクロス」をベースに装備を追加したモデルです。
まず「Xリミテッド」は、ベース車に搭載されている左側電動スライドドアに加えて、右側にも同機能を装備。両側パワースライドドア仕様となりました。
さらにワンタッチオープンやウェルカムオープン、タッチ&ゴーロックなどの機能も備わり、利便性が高められています。
また「カスタムXリミテッド」および「ファンクロスXリミテッド」には、高速道路での走行を支援する「スマートクルーズパック」を標準で搭載。全車速追従機能付き「アダプティブクルーズコントロール」と「レーンキープコントロール」を組み合わせ、専用ディスプレイやステアリングスイッチが備えられています。
これらの改良により、リミテッドは既存モデルに比べて運転支援や乗降のしやすさが強化された仕様となりました。
そんなリミテッドについて、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
あるダイハツ販売店担当者は次のように話します。
「リミテッドについては、発売直後から問い合わせをいただいています。
Xでは左側だけが電動スライドドアでしたが、リミテッドでは右側にも採用され、両側パワースライドドア仕様となった点を評価されるお客様が多い印象です。
小さなお子様を抱えていたり荷物を持っていたりしても、ワンタッチでドアが開くので使いやすいと感じられているようです。
また当店では、とくにファンクロスとカスタムをベースとするリミテッドが人気です。
力強いスタイルやアウトドアイメージを重視する方はファンクロスに関心を持たれますし、シャープでスタイリッシュな外観を好む方はカスタムを選ばれる傾向にあります。
販売現場の感覚ではほぼ半々といったところでしょうか。
ご購入を検討される方の層は幅広く、ファミリーのお客様はもちろん、免許を取ったばかりの若い方からのご相談もあります。
ファミリー層ではベビーカーを積むための広さや乗り降りのしやすさを重視されることが多いですし、若年層ではデザインや日常での使いやすさに注目されています。
また、タントは中古車市場でも一定の人気があり、手放す際に比較的高い価格で売却できると考える方も少なくありません。
たとえば、購入後にすぐ乗り換えてもリスクが小さいと考えるお客様もいらっしゃるなど、リセールバリューの高さを理由に選ばれるケースもあります。
そうした背景もあってリミテッドへの関心は高く、実際の商談につながる機会も増えています」
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このように、タントシリーズの中でも人気を集めている特別仕様のリミテッド。
それぞれの車両価格(消費税込)は、Xリミテッドが164万1200円から、カスタムXリミテッドが187万1100円から、ファンクロスリミテッドは183万1500円からとなっています。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。



































