なぜ隣に停める? 駐車場の「トナラー」、気になる心理と有効な自衛策とは

広い駐車場で隣に車が来ると、少なからず圧迫感を覚えたり、なぜわざわざここに、と疑問に感じたりする人は少なくありません。その不快感の根底には、具体的なリスクへの懸念が存在します 。この記事では、トナラーが発生する背景と、私たちが取りうる対策について過去に取材した内容もふまえて掘り下げていきます。

隣を選ぶのはなぜ? 「トナラー」側の多様な事情

 一方で、隣に停める側には、必ずしも悪意があるわけではないようです。

 そこには、運転技術や心理状態に根差した、さまざまな理由が存在します。

 最も多く指摘されるのが、駐車のしやすさです。

 特に運転に不慣れなドライバーにとって、がらんとした広い空間に引かれた白線だけを頼りに真っ直ぐ停めるのは、意外と難しいものです。

 そのような時、すでに停まっている車は格好の「目標物」となり、それを基準にすることで車両の距離感が掴みやすくなります。

 自動車教習所でポールを目印に駐車の練習をすることから、その感覚で隣の車を頼りにする人も少なくないようです。

 また、広大な駐車場で自分の車の位置を見失わないように、という目的もあります。

 特徴的な車や目立つ色の車の隣に停めることで、後で自分の車を探す際の目印にしているというわけです。

クルマ好きによるトナラーは「仲間意識も大きな動機の一つ」か [画像はイメージです]
クルマ好きによるトナラーは「仲間意識も大きな動機の一つ」か [画像はイメージです]

 仲間意識も大きな動機の一つです。

 自分と同じ車種や珍しい車、憧れの車を見つけた際に、嬉しさから隣に並べて写真を撮りたい、という心理が働くことがあります。

 本人にとっては好意的な行動のつもりでも、相手に不安を与えている可能性には思いが至らないのかもしれません。

 その他にも、「いつも停める場所だから」といった習慣や、「ぽつんと一台でいるより、隣に誰かいる方が安心する」といった無意識の心理が働くこともあるようです。

 もちろん、「特に何も考えていない」「たまたま空いていたのがそこだった」という、意図しないケースも多いでしょう。

 このトナラー問題は、法令で規制される行為ではありません。

 駐車場の区画内に正しく停めている以上、どこに駐車するかはドライバーの自由です。

 そのため、「隣に停めたくらいで騒ぐのは心が狭い」「名称までつけて問題視するのはおかしい」といった、気にする側を批判する声も存在します。

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