7年ぶり全面刷新! トヨタ新型「クロスオーバーSUV」発表! 「CRUISER」「EDGE」「GR SPORT」も用意! HEV&PHEV&FF&4WD設定ありの「RAV4」豪州で2026年上半期導入へ
トヨタのオーストラリア法人は2025年9月3日、7年ぶりの全面刷新を遂げる新型「RAV4」の導入時期とグレード体系を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
「CRUISER」「EDGE」「GR SPORT」が登場
トヨタのオーストラリア法人は2025年9月3日、新型「RAV4」の導入時期とグレード体系を発表しました。
RAV4は1994年に初代がデビュー。街乗りでも快適な乗用車タイプのクロスオーバーSUVという新たな市場を開拓しました。代を重ねるごとに大型化が進み、近年ではトヨタを代表するグローバルモデルになっています。

今回発表された新型は、5月に世界初公開された6代目にあたり、オーストラリア市場での発売は2026年上半期を予定しています(日本での発売は2025年内)。
エクステリアは、最近のトヨタ顔を象徴するコの字ライトの「ハンマーヘッド」デザインを採用し、SUVらしい力強さに加え、モダンで洗練された印象を強めています。
インテリアは「アイランドアーキテクチャー」と呼ばれる設計思想を採用し、各種機能を操作しやすい位置に島のように集約配置することで、デザイン性と機能性を高次元で両立しました。
パワートレインはハイブリッドとプラグインハイブリッドの2種類で、それぞれにFWDと4WDを設定します。
グレードは「GX」「GXL」「XSE」「CRUISER」「EDGE」「GR SPORT」の6種類。前4グレードがバンパー一体型グリルで先進感を演出しているのに対して、EDGEは専用ホイールアーチモールなどでアウトドアユースを意識した無骨なスタイルを強調しています。
また、GR SPORTは走りの楽しさを機能とともに表現したスポーツグレード。プラグインハイブリッド専用の設定となります。
ボディカラーは新色のアーバンロックをはじめ全10色。うち4色にはルーフ部をブラックにしたツートーンが用意されます。
同社の幹部は「RAV4はオーストラリアで大きな成功を収めており、過去12か月のうち8か月でベストセラーとなりました。その人気は新型の登場によってさらに広がるだろう」とコメントしました。
クロスオーバーSUVの草分けとして誕生したRAV4は、電動化とソフトウエアの進化により、次の時代に向けて新たな一歩を踏み出そうとしています。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。



















































