感応式信号は何に反応しているのか なかなか青にならないときは交差点上空に注目!?

なかなか青にならないケースは?

 KIホールディングスによると、半感応式の信号がなかなか青にならないのは、青から赤に変わったばかりで、次に青になるまで時間がかかっているケースなどが考えられるとのこと。押しボタン式の歩行者用信号も同様ですが、車両を感知してすぐに青になるわけではないそうです。

 超音波式では停止線の位置に車両が止まれば感知されるといいますが、逆に位置がずれていると感知されないことがあるのか、しっかり停止線で停まるよう案内看板を出している信号機も存在します。

超音波式車両感知器の例(画像:pixta)

 また、道路上空に設けられる円錐型のセンサーはサイズがさまざまで、円周の大きなものと、円周の小さな細長いタイプのものとがあるそうです。

「たとえば細い道路で細長いタイプのものが使われる場合があります。というのは、円周が大きなものだと超音波の照射範囲が広く、交通量の多い道路から細い道路へ進入してきたクルマも感知してしまう恐れがあるためです。その道路に適したサイズが選択されます」(KIホールディングス)。

 場所によっては車両用とは別に二輪車用のセンサーも備えている場合がありますが、やはり二輪車や自転車は、車両用センサーでは感知されにくい場合もあるようです。歩行者用の押しボタンに、二輪車や自転車もこちらを押すよう記載されている交差点もあります。

【了】

【写真】細長いタイプの車両感知器や「感知中」と表示する信号も

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Writer: くるまのニュース編集部

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