まもなく発売!? 日産「新型コンパクトSUV」に反響多数! 全長4.3m級の「ちょうどイイサイズ」も「海外発表後の“時間差”がじれったい!」の声も! 高級感もアップした新型「キックス」に寄せられた“熱視線”とは

日産は2024年3月、米国でコンパクトSUVの新型「キックス」を発表しました。それから1年余りが経過し、国内への早期導入が待たれるところです。SNSなどにはさまざまな反響が寄せられています。

日本仕様は「e-POWER」専用!? 「安いガソリンモデルが欲しい」の声も

 米国で2024年3月にフルモデルチェンジした日産のコンパクトSUV「キックス」ですが、国内ではいまだに現行型が継続販売されています。

 現行キックスは、2016年にブラジルで発表。国内には4年後の2020年6月、大幅改良が実施されたマイチェンモデルを導入しています。

 国内でもフルモデルチェンジの実施に期待が高まる新型キックスに対し、SNSなどには多くの声が集まっています。

イベント「NISSAN START AGAIN 2025」で新型「リーフ」(右)とともに公開された、日本市場導入予定の「新型SUV」
イベント「NISSAN START AGAIN 2025」で新型「リーフ」(右)とともに公開された、日本市場導入予定の「新型SUV」

 2025年4月、日産がおこなったイベント「NISSAN START AGAIN 2025」で、2026年度までに日本市場へ4つの新型車を発表予定だと発表。

 なかでも、新型エルグランドのシルエット画像を公開したことで、大いに注目を集めたのは記憶に新しいところです。

 この際、4モデルが並ぶティザー画像も同時に紹介されていました。

 新型エルグランドと新型リーフを中心にして、背後にSUVと軽自動車とみられる2台のシルエットが映し出されているものです。

 そのうち軽自動車については、2025年8月22日に軽スーパーハイトワゴンの3代目「ルークス」が発表されています。

 先行公開されたシルエットそのままに登場しており、現在は残りの1台へ注目が集まっているところです。

 そこでSUVらしきクルマを見てみると、スクエアなフォルムは米国で発表された新型キックスと見事に合致します。

 米国で先行発表された新型キックスのボディサイズは、全長約4366mm×全幅約1800mm×全高約1630mm(数値は北米仕様)。

 スクエアな外観デザインは見るからに質感が高そうなうえ、数値以上に大きく立派に映ります。

 ちなみに現行型のボディサイズは、全長4290mm×全幅1760mm×全高1605mm(日本仕様)。

 丸みを帯びたフォルムが特徴の現行型キックスと比べると、サイズの拡大以上に大きくイメージを改めたことがわかります。

 内装も質感を大幅に高めたほか、近年の日産車に多く採用されるモノリス型の横長な大型ディスプレイを採用して、先進的なイメージも加わりました。

 なお北米仕様のパワーユニットは直列4気筒2リッターガソリン自然吸気エンジンを搭載し、ハイブリッド車の設定はまだありません。

 現行キックスの日本仕様には、1.2リッター直列3気筒エンジンを発電専用に使う日産独自のハイブリッド「e-POWER」のみが設定されており、新型キックスを国内にも導入する場合には、e-POWER化されるのは間違いないところでしょう。

 2025年9月上旬現在、日産からの公式発表はありませんが、ルークス同様に早々の正式発表が見込まれます。

※ ※ ※

 日本での発表が待たれる新型キックスに対し、SNSなどにはさまざまな反響が寄せられています。

 多かったのは「出る出るといいながらなかなか出てこないのがじれったい」「最近の日産の新型車は、海外で発表されてから日本に持ってくる時間差があまりにも長すぎる」など、国内導入のタイムラグに対し「じれったい」思いを抱く日産車ファンの声でした。

 また、「国内向けにe-POWERを用意してくれるのは有難い」との声もある一方で、「新型には安いガソリン車も設定して欲しい」「300万円超えのe-POWERじゃ手が出ない」「ライバルは200万円台のガソリンモデルがある」など、電動化にまい進する日産の姿勢を疑問視するコメントも目立ちました。

 ともあれ、新型キックスの早々の国内導入が期待されるところです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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