日産が「大型“車中泊専用”バン」実車公開! 斬新「堂々マスク」×広大「寝床」搭載!? リビングまで備えた「インタースターe」ドイツで展示
2025年8月28日、日産のドイツ法人は、8月29日からドイツ・デュッセルドルフで行われるキャンピングカーイベントに、荷室の架装が加えた商用バンの「インタースター」と「インタースターe」を出展します。どのような仕様なのでしょうか。
キングサイズの巨大ベッドを搭載!
日産のドイツ法人は2025年8月28日、ドイツ・デュッセルドルフで8月29日から9月7日まで開催されるキャンピングカーイベント「CARAVAN SALON DUSSELDORF 2025(キャラバンサロン デュッセルドルフ2025)」に出展します。
会場では、商用バン「インタースター」と「インタースターe」を出展します。
荷室空間に「リビング」などのモジュールを組み込んだキャンピングカー仕様です。

インタースターシリーズは、アライアンスを組むルノー「マスター」をベースに開発されました。
日産が欧州市場に展開する商用車のなかでももっとも大きな4トン車クラスを狙うモデルで、2024年2月に欧州で世界初公開されました。
複数のボディタイプを用意し、もっとも小さな「L2H2」クラスで全長5680mm×全幅2466m×全高2503mm、ホイールベース3385mmです。
エクステリアは、フロントに日産の最新フロントデザイン「デジタル Vモーション」を採用。大型トラックを思わせる堂々としたデザインが斬新な印象を与えます。
インテリアは、ドライバーを囲むようにレイアウトされたインパネデザインで、大型の液晶メーターやセンターディスプレイ、空調操作パネルが機能的に配され、実用性の高さと先進性を兼ね備えます。
また先進運転支援機能の前方緊急ブレーキ、居眠り警告、タイヤ空気圧監視システムは全車に標準装備されます。
積載性能については、先代モデルに対しサイドドアを40mm拡大し、荷室スペースは100mm長くなりました。
出力特性などが異なる3タイプの2リッターディーゼルターボエンジンを搭載し、6速MTもしくは9速ATと組み合わされます。
さらに、EV(電気自動車)バージョンのインタースターeもラインナップ。バッテリーは87kWh版に加え、2025年7月にはエントリーモデルとして、最大460km(WLTPモード)の航続距離を実現する40kWh版も追加されました。
キャラバンサロン デュッセルドルフ2025のニッサンブースでは、コンバージョンパートナーであるEifelland(アイフェルランド)が架装したインタースター/インタースターeのキャンピングカーを出展します。
車内は、スラットフレームとマットレスを備えたビルトインベッドによる約1.9m×1.6mのクイーンサイズ級の大型就寝スペースを備えます。
またコンプレッサー式冷蔵庫、ガスコンロ、シンクを備えた簡易キッチンも装備。
約2.6立方メートルの収納スペースを備え最大積載量は900kgとなっており、サーフボードやカヤックなどアウトドアレジャー向けの大きな荷物の積載が可能です。
なお車両重量は、欧州の通常免許で運転可能な3.5トンに抑えられています。
Writer: くるまのニュース編集部
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