スバル新「“5ドア”コンパクトカー」がスゴイ! 2.5リッター「水平対向」搭載の「RS」もイイ! 高性能4WDも採用の米国「インプレッサ」とは
スバルの北米法人は2025年7月20日、コンパクトハッチバック「インプレッサ」の2026年モデルを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
スポーティなRSも良い!
スバルの北米法人は2025年7月20日、コンパクトハッチバック「インプレッサ」の2026年モデルを発表しました。
現行型インプレッサは2023年に登場した6代目です。
ボディサイズは全長4475mm×全幅1780mm×全高1450mm、ホイールベース2670mm。扱いやすいサイズ感に広い室内と荷室を備えた5ドアハッチバックで、日常使いからレジャーまで幅広い用途に応える実用性が高く評価されています。

パワートレインはスバル伝統の水平対向4気筒エンジンを搭載し、2リッターと2.5リッターの2種類を設定。いずれも8速マニュアルモード付きCVTとスバル独自のシンメトリカルAWD(全輪駆動)を組み合わせ、安定した走行性能と安心感を提供します。
2026年モデルでの改良点は大きく3つ。まず、グレード構成の見直しです。従来のエントリーグレード「BASE」が廃止され、「SPORT」と「RS」の2本立てとなりました。SPORTは2リッター車、RSは2.5リッター車で装備の拡充が図られています。
2つ目のポイントは、新しいボディカラー「シトロンイエロー・パール」の追加です。落ち着いたトーンのイエロー系で、ブラックのリアエンブレムとのコントラストがさり気ないアクセントとなり、スポーティさのなかに遊び心を感じさせる仕上がりとなっています。
そして3つ目は、安全装備の強化です。2026年モデルからは「緊急レーンキープアシスト」が新たに設定されます。この機能はスバル独自の運転支援システム「アイサイト」やブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)などと連携し、合流時や車線変更時に衝突のリスクが高まった際、ステアリング操作をアシストして衝突回避を支援するというものです。
2026年モデルの価格はSPORTが2万6595ドル(約395万円)、RSが2万9495ドル(約440万円)。今秋、スバル販売店に順次納車が始まる予定です。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。













































