レクサス新「“小さな”最安セダン」登場! スポーティな“FR”採用&「ちょうどいい」コンパクトさが魅力的! おサイフに優しい“400万円台”から買える「新IS」は特別仕様車にも大注目!
レクサス「IS」が、一部改良を受けて新たに登場します。一体どのような進化を遂げたのでしょうか。
レクサス新「“小さな”最安セダン」登場!
2025年8月4日、レクサスは「IS」の一部改良モデルを発売しました。
ISは、コンパクトFRスポーツセダンとして1999年に初代モデル(日本名「アルテッツァ」)が登場し、以降3世代にわたって累計130万台以上を販売してきた、レクサスの中核車種。
操縦性や走行性能に重点を置いた設計思想を特徴とし、走りの質を重視する層に支持されてきた同車ですが、今回の改良で一体どのような進化を遂げたのでしょうか。

現行ISは、2013年にフルモデルチェンジして登場した3代目モデル。
この3代目では、同車初のハイブリッド仕様である「IS300h」が追加されるなど、ラインアップが拡充されました。
ボディサイズは全長4710mm×全幅1840mm×全高1435mmで、ホイールベースは2800mmです。
エクステリアでは、L字型のクリアランスランプやスピンドルグリルなどレクサスの流儀に則ったデザインが採用されており、スポーツセダンとしての外観を強調。
リアも張り出したホイールアーチと直線的な造形によって、スポーティな踏ん張り感を表現しています。
インテリアは水平基調のインストルメントパネルを採用した、視界の確保と操作性に配慮した設計です。後席では膝前空間が拡大され、実用性も確保されています。
搭載するパワーユニットには、2リッター直列4気筒ターボエンジンの「IS300」、2.5リッター直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド仕様の「IS300h」、3.5リッターV型6気筒エンジンの「IS350」、そして5リッターV型8気筒エンジンの「IS500」を用意。
いずれも後輪駆動が基本で、一部にAWD(全輪駆動)の設定があります。
先進安全装備としては、「Lexus Safety System+」が採用されており、プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、レーダークルーズコントロールなどを搭載することで、快適かつ安全な走行をサポートしています。
そんなISに実施された今回の一部改良では、一体何が変わったのでしょうか。
最大の目玉は、IS350とIS300hの2グレードに、特別仕様車“F SPORT Mode Black IV”が追加されたことです。
この仕様ではブラックを基調としたカラーコーディネートが施されており、BBS製のブラック塗装19インチ鍛造アルミホイールや、スモークメッキ加飾付きのブラックドアミラーが装備されています。
インテリアでは、銀墨ブラック仕上げのステアリングホイールや、ウルトラスエードのスポーツシートなどを採用。
加えて、8インチTFT液晶メーターには専用オープニング画面が設定され、パノラミックビューモニターや後席SRSサイドエアバッグも標準装備となりました。
またIS500においては、本革シートがオプション設定され、アウターミラーにはブラック塗装とスモークメッキ加飾が加えられました。
さらにIS300hにはアクセサリーコンセントに外部給電アタッチメントが追加され、利便性の向上が図られています。
これにより、各モデルのデザインにおける上質感の向上や、さらなる装備の充実が進められたかたちです。
とくに“F SPORT Mode Black IV”では、視覚的な差別化とともに、安全装備の強化が図られており、より魅力を高めました。
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このように改良を受けた新しいISの車両価格(消費税込)は、IS300が481万円から、IS300hが527万円から、IS350が651万円から、IS500が850万円となっています。
また、特別仕様車“F SPORT Mode Black IV”は、IS300が590万円から、IS300hが635万円から、IS350が705万円です。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。





























































