トヨタ最新「SUVミニバン」がスゴイ! 「ノア/ヴォクシー」よりちょいデカな「3列7/8人乗り」仕様! 大型グリルの“ド迫力顔”&独特なボディデザイン採用! ブラック仕様もある「イノーバ ハイクロス」インド仕様とは?

トヨタ「イノーバ ハイクロス」は、インドなどで人気のミニバンです。力強いSUV風デザインと広々とした室内が特徴的ですが、一体どのようなクルマなのでしょうか。

ミニバンだけど…どこかSUVっぽいデザインが特徴

 トヨタのミニバン「イノーバ ハイクロス」は、2004年に初代モデルが登場し、現在は3代目モデルを展開する新興国向けの世界戦略車です。

 力強いエクステリアデザインが特徴で、主にインド市場を中心に展開されていますが、日本導入も期待される注目のモデルです。

 一体どのようなクルマなのでしょうか。

ノアヴォク以上アルファード未満のサイズ感! ミニバン×SUVを融合したデザインを採用!
ノアヴォク以上アルファード未満のサイズ感! ミニバン×SUVを融合したデザインを採用!

 イノーバ ハイクロスはトヨタがインドなどで販売しているミニバンで、インドネシアでは「キジャン イノーバ ゼニックス」という名称で展開されています。

 イノーバは、2004年にトヨタが新興国向けにインドネシアで発売したミニバンで、その後インドなど他の国でも販売され、人気モデルに成長しました。

 2015年に2代目が登場し、2022年には3代目がデビュー。

 インド市場ではこのタイミングでイノーバ ハイクロスに名称が変更されました。

 現行モデルには、トヨタの次世代プラットフォーム「TNGA」を採用。

 ボディサイズは、全長4755mm×全幅1845mm×全高1,780mmで、「アルファード」ほどではないものの、「ノア」や「ヴォクシー」より大きなボディサイズです。

 一般的なミニバンのショートノーズとは異なり、SUVのような突き出たフロントデザインが特徴で、ミニバンのキャビンとSUVのフロントを融合させた個性的なエクステリアです。

 大型の六角形グリルを備え、力強い印象を与えます。

 後部ドアは、日本のミニバンで一般的なスライド式ではなく、ヒンジ式を採用。

 また、開放感のあるパノラマサンルーフを装備しています。

 室内は3列シート7人乗りまたは8人乗りのレイアウトとし、電動シートを備えるなど、高級感と快適性を重視。

 ホイールベースを2850mmに設定し、フラットなフロアデザインにより広々とした室内空間を確保。

 シートアレンジで広いラゲッジスペースも実現可能です。

 パワートレインは、2リッター直列4気筒ガソリンエンジン(最高出力174ps)と、2リッターエンジン+モーターのハイブリッド(システム最高出力186ps)の2種類で、トランスミッションはどちらもCVTです。

 これらの特徴を持つイノーバ ハイクロスですが、直近2025年5月にはブラック加飾のパーツを採用した限定モデルを発表。

 より洗練されたデザインで、注目を集めそうです。

 現在は海外向けモデルですが、需要が高まれば日本導入の可能性もあるかもしれません。

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Writer: 大西トタン@dcp

(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

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