トヨタ新「“4ドア”セダン」登場! 斬新「大口顔」&2.0リッター「直4」採用! スポーティ感スゴイ「人気モデル」! 米国「カローラ」何が変わった?

トヨタの北米法人は2025年7月24日、4ドアセダン「カローラ」の2026年モデルを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

トヨタ新「“4ドア”セダン」誕生

 トヨタの北米法人は2025年7月24日、4ドアセダン「カローラ」の2026年モデルを発表しました。

 1966年の初代デビューから世界販売累計5000万台以上を誇るカローラは、北米でも「信頼性」「燃費の良さ」「価格の手頃さ」で長年支持され続けるコンパクトカーの代表格。

 全米での年間販売台数は、直近の2024年だと「RAV4」「カムリ」「タコマ」に次ぎ、トヨタ4位の実績です。

迫力の大口顔がイイ!
迫力の大口顔がイイ!

 今回発表された2026年モデルでは、グレード構成を見直すとともに、安全装備や先進機能を充実させています。

 グレードは従来の4タイプから3タイプに再編。廉価順に「LE」「SE」「XSE」となり、それぞれ装備内容に加えてエクステリアデザインでも個性を持たせています。

 エントリーのLEは落ち着いた雰囲気で、日常使いに配慮した仕様です。対してSEとXSEは、LEとは異なる形状のフロントバンパーを採用し、よりダイナミックに仕上げています。ホイールもインチアップされ、ブラック塗装を施し、精悍でスポーティな印象を強めています。

 装備面では、安全性能の向上が図られました。全グレードにブラインドスポットモニター(リアクロストラフィックアラート付き)を標準装備。車線変更時や後退時の安全性を高め、日常の運転からロングドライブまで幅広くサポートします。

 メータークラスターはTFT液晶を採用し、LEとSEが7インチ、XSEが12.3インチ。視認性と情報表示量を高め、必要な情報を瞬時に確認できるようになっています。

 パワートレインは従来同様、2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジンとCVT(無段変速機)の組み合わせで、最高出力169馬力、最大トルク151lb-ft(約205Nm)を発生します。

 ボディカラーは全8色で、オプションでブラックルーフも設定。2026年モデルの価格はLEが2万2725ドル(約335万円)、SEが2万5165ドル(約370万円)、XSEが2万8440ドル(約420万円)。トヨタディーラーにデリバリーされるのは今秋になる見通しです。

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Writer: 近藤 英嗣

新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。

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