600馬力! プーチン大統領の「すごい高級車」に大注目! 約7トンの「重量級ボディ」はデカすぎる! 金正恩氏に贈られた「ロシアの超高級車」こと“アウルス セナート”とは!
2025年8月13日、ロシア大統領府はウラジーミル・プーチン大統領が北朝鮮の金正恩 朝鮮労働党総書記と電話会談を実施したと発表を行いました。その報道では、かつてプーチン氏が正恩氏に友好の証明としてプレゼントした、ロシア製の最高級車アウルス「セナート」も登場しており、注目を集めています。
プーチン大統領の「すごい高級車」に大注目!
ロシア大統領府は2025年8月13日、ウラジーミル・プーチン大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記と電話会談を実施したと、異例の発表を行いました。
プーチン大統領はウクライナ情勢を巡り、今月15日にアメリカのトランプ大統領と首脳会談を行う予定ですが、その前にロシアと協力関係のある北朝鮮との情報共有を進めることで、両国の協調を明確に示す狙いがあったと言われています。
このように世界の注目を集めたプーチン氏と正恩氏ですが、両首脳はこれ以前から深い協力関係を構築しており、過去にはプーチン氏が友好の証明として、ロシア製の最高級車アウルス「セナート」を正恩氏にプレゼントしたこともありました。

それは2024年6月19日に、プーチン氏が北朝鮮を訪問したときのこと。
正恩氏との直接会談によって、両者は包括的戦略パートナーシップ条約への署名を行ない、有事の際の相互支援や軍事的連携を強化。ロシアと北朝鮮の関係を新たな水準へと引き上げました。
これに合わせて、プーチン氏は先述のようにロシアの最高級車であるセナートを、正恩氏にプレゼントしたのです。
その際の北朝鮮の朝鮮中央通信の報道では、プーチン氏が自らセナートのハンドルを握り、正恩氏を助手席に乗せてドライブを楽しむ映像を公開。
さらに正恩氏が交代して同車を運転する珍しい様子も見られたことで、日本でもセナートについて注目が集まりました。
両氏の運転したこのセナートとは、ロシアの要人向け高級車ブランド「アウルス」の展開する、超大型セダンで、ロシア国営の中央自動車エンジン科学研究所(NAMI)が開発を担当。
同車は2018年に開催の「モスクワモーターショー」で初公開され、2019年の「G20大阪サミット」では、プーチン氏の移動用車両として日本にも持ち込まれました。
その際には、セナートを含む合計5台のアウルス車が大阪を走行し、物珍しさも相まって話題となっています。
そんなセナートには、要人向けを超越した“大統領専用車”となるロングホイール仕様の「セナートリムジン」も存在。
このリムジン仕様のボディサイズは、全長6630mm×全幅2020mm×全高1695mm、ホイールベース4300mm、最低地上高170mm、総重量6950kgと、まさに超大国の指導者に相応しい巨体を誇ります。
パワーユニットには、4.4リッターV型8気筒エンジンにハイブリッドシステムを組み合わせて搭載し、最高出力598馬力を発揮。
トランスミッションは9速ATで、最高速度は160km/h、0-100km/h加速は12.5秒と、約7トンという重量級のボディを力強く走らせます。
エクステリアは、大型の縦型グリルを採用した威厳の漂うデザインで、眼光鋭いLEDヘッドライトや巨大な20インチのアルミホイールも装備。
一般車両とは一線を画し、もはや異質とも言える存在感を放ちます。
そんなセナートリムジンの内装は、高品質な本革とクロームメッキを贅沢に使用した、最高級車に相応しい上質なインテリアが特徴です。
また最新技術も惜しみなく取り入れられ、後席にはリアマルチメディアシステムやオートエアコンを採用するなど快適性を追求。
車内Wi-Fiも採用しており、場所を選ばずにインターネットへの接続が可能です。
もちろん国家の要人を乗せることを前提に開発したモデルなので、安全機能やセキュリティ装備も世界の最高級車と肩を並べるレベルです。
詳細が完全に公表されているわけではありませんが、国際規格トップクラスの防弾性能や防弾ホイール、防火防爆性を備えた燃料タンク、消火システム、クリーンエアシステム、外部インターホン、非常口などが搭載されていると発表されています。
Writer: くるまのニュース編集部
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