スバル「新型SUV」がスゴイ! “338馬力”の「スポーツカー並み」クーペ風モデル! 高性能4WDも搭載で楽しそうな米国の「アンチャーテッド」とは

スバルの北米法人は2025年7月17日、新型「アンチャーテッド(UNCHARTED)」をニューヨークで発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

338馬力のスバル新型SUV!

 スバルの北米法人は2025年7月17日、新世代のBEV(バッテリー電気自動車)「アンチャーテッド(UNCHARTED)」をニューヨークで発表しました。

 “338馬力”で4WD!
“338馬力”で4WD!

 アンチャーテッドは、2022年から販売されている「ソルテラ」、2026年前半に市販化予定の「トレイルシーカー」(欧州名:E-アウトバック)に続くスバルグローバルBEV第3弾。都市部での機動性とアウトドアでの走破性を兼ね備えたコンパクトSUVとして開発され、先進性と実用性を高いレベルで融合させています。

 エクステリアは、クリーンかつシームレスなフロントフェイスに、凝縮感のあるボディを組み合わせ、スポーティでタフな印象を演出。コントラストの効いた仕上げにより、SUVらしい力強さとBEVらしいモダンさを両立させました。

 全長をソルテラより約170mm短くすることで都心部での機動性を高めながらも、荷室容量は後席使用時でも25立方フィート(約708リットル)と十分な積載性を確保しています。

 インテリアは横基調のすっきりとした造形とし、開放感を高め、オレンジカラーの加飾を随所にあしらっています。インパネ中央の大型タッチスクリーンは14インチで、ワイヤレスのApple CarPlay/Android Autoに対応。

 センターコンソールにはスマートフォン2台を同時に充電できるワイヤレス充電器を、後席にはUSB-Cポートを標準装備するなど、コネクティッド機能の強化により、利便性を一段と高めています。

 パワートレインは、ソルテラと同様、トヨタと共同開発したBEV専用プラットフォーム(e-Subaru Global Platform)をベースに構築。AWD(全輪駆動)モデルはフロント・リアそれぞれにモーターを搭載し、最高出力338馬力、0-60mile/h(約96km/h)加速5秒未満を実現。航続距離は最大290mile(約466km)としています。

 モーターをフロントのみに搭載するFWD(前輪駆動)モデルも用意されます。FWDモデルは最高出力221馬力、航続距離は300mile(約483km)となります。

 バッテリー残量10%から80%までを約30分で急速充電が可能なほか、北米充電規格(NACS)ポートを採用し、寒冷地でも効率的に充電できるバッテリープリコンディショニング機能を備えました。

 グレード構成は「プレミアム」「スポーツ」「GT」の3タイプ。仕様や価格の詳細は、2026年初頭に予定されている発売時期が近づいたときに発表されます。

 なおアンチャーテッドという車名は「地図に載っていない、未知の」を意味し、行ったことのない場所へも気軽に出かけ、自分の世界を広げてほしいというスバルの想いが込められています。2026年、スバルのBEV戦略から目が離せません。

【画像】超カッコいい! これがスバル「新型SUV」です! 画像で見る(40枚)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: 佐藤 亨

自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー