新車207万円! ダイハツ「小型商用バン」がスゴい! 全長約4mがちょうどいい&軽バンより“たくさん積める”のサイコー! MTもある「グランマックス カーゴ」とは!
ダイハツは小型商用バンとして「グランマックス カーゴ」をラインナップしています。どのような特徴があるのでしょうか。
全長約4mがちょうどいい!
2025年6月16日に、ダイハツが「グランマックス カーゴ」の一部仕様変更を発表しました。
あまり聞きなじみのない車名かもしれませんが、1トンクラスの小型商用バンの中ではトップクラスの積載量を誇る人気車です。
配達以外にレジャーシーンでの活用も目立つグランマックス カーゴとはどのようなモデルなのでしょうか。

グランマックス カーゴは、ダイハツが2020年6月に発売した小型商用車です。
そもそも「グランマックス」とは、ダイハツとトヨタが共同開発し、インドネシアで製造・販売されているモデル(製造・販売はダイハツが担当)で、2ドアトラックとセミキャブオーバースタイルの5ドアバンの2タイプがあります。
そして、後者はトヨタが「タウンエース/ライトエース」という名前で2008年から輸入販売(「ライトエース」は販売終了)しています。
一方のダイハツは日本国内で販売をしていませんでしたが、上述のように2020年6月にグランマックス カーゴの輸入販売を開始しました。なお、2ドアトラックは「グランマックス トラック」とい車名です。
グランマックス カーゴ最大の特徴は、やはり広々とした室内空間と荷室です。
全長4065mm×全幅1665mm×全高1930mmとコンパクトなボディサイズながら、2名乗車時の最大荷室長は2045mm、最大積載量は750kgと広いリアスペースを確保。
一般的な11号段ボールなら140個も積む込むことができ、5人が乗った状態でも最大積載量500kgと十分なスペックを誇ります。
軽バンより人も荷物もたくさん載せられることから、商用だけでなく、広い荷室スペースをカスタムして、キャンピングカー仕様にするなど、レジャーでの活躍も散見されます。
そして、走行性能や取り回しの良さもグランマックス カーゴの魅力のひとつ。
フロントミッドシップレイアウトで搭載される1.5リッターDual DVVTエンジンは、最高出力は97馬力を発生。「荷物を積んだ状態で停車と発進を繰り返す」という小型商用車ならではの走りにマッチするよう、低中速域で力強いトルクを発揮します。
また、フロントミッドシップレイアウトによる理想的な重量配分により、安定した走行を生み出し、さらに最小回転半径は4.9m(4WDモデルは5.3m)と、小回りが利くのも美点です。
6月16日に発表された一部改良モデルでは、特に「後退時車両直後確認装置」の搭載など安全面が強化されました。
同時に価格(消費税込)も改定され、2WDモデルはMT車が206万8000円、AT車が215万6000円、4WDモデルはMT車が235万4000円、AT車が244万2000円となっています。
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グランマックス カーゴは商用車としてだけでなくレジャー用としても活躍するモデルです。
そのため中古市場での人気も高く、出回っている数も少数。納車までのタイミング次第では新車を購入した方がいいかもしれません。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。










































