新車270万円! マツダ「小さな高級SUV」がスゴい! 全長約4.3mのちょうどいいサイズ×豪華インテリアがサイコー! 輸入車乗りも注目する「CX-3」どんなモデル?

登場から10年が経過したマツダ「CX-3」ですが、常にアップデートが加えられています。2023年に新たな特別仕様車が設定されましたが、これがかなりの高評価を得ている様子。一体どのようなモデルなのでしょうか。

全長約4.3mのちょうどいいサイズ×豪華インテリアがサイコー!

 2015年のデビューから10年目を迎えたマツダのコンパクトクロスオーバーSUV「CX-3」は、毎年改良が加えられ、現役モデルとしてラインナップされています。

 そんなCX-3では何度か特別仕様車が設定されていますが、2023年9月に設定された「Vivid Monotone(ビビッドモノトーン)」が好評となっているようです。

 どのようなモデルなのでしょうか。

カッパーのアクセントがオシャレな「CX-3 Vivid Monotone」
カッパーのアクセントがオシャレな「CX-3 Vivid Monotone」

全長約4.3mのちょうどいいサイズ×豪華インテリアがサイコー!

 CX-3はコンパクトハッチバック「デミオ(現在はMAZDA 2)」をベースとした、クロスオーバーSUVとしてデビュー。

 ボディサイズは全長4275mm×全幅1765-1780mm×全高1550mm、ホイールベース2570mmという非常に扱いやすいサイズで、最小回転半径は5.3mと小回り性能も良好です。

 デビュー当時は、パワフルなクリーンディーゼルをわずか1.5リッターで実現した「SKYACTIV-D 1.5」エンジンの搭載も注目されました。

 2017年のガソリンエンジン車を追加。他社の競合するコンパクトSUVが1.5リッター前後の排気量とするのに対し、CX-3はコンパクトボディに2リッターエンジンを搭載することにも驚かされましたが、2020年には1.5リッターガソリンも設定されます。

 一方のディーゼルエンジン車は2018年には1.8リッターへと排気量アップするなど、走行性能にもこだわったコンパクトSUVという独自の路線を歩んでいます。

 そんなCX-3ですが、もともとネットでも「マツダのアイコニックなデザイン」や「10年近く経過しても都会的かつ洗練されている」など、ユーザーからそのスタイリッシュなスタイリングには定評がありました。

 ハイブリッドなライバルがひしめくなか、コンパクトでも、マツダ車のデザインコンセプトである「魂動デザイン」ならではの洗練されたデザインが大きな魅力となっているようです。

 実際、マツダの販売店スタッフからも「写真で見るより実物のほうが数倍オシャレで質感も高いと、購入されたお客様もいます。国産車でありながら、欧州車のような佇まいを感じるというご意見も聞かれます」とのコメントもあり、実際のユーザーからもデザイン面で評価されていることは間違いありません。

 そして2023年に「マツダコネクト」の採用など一部改良が行われたタイミングで、新たな特別仕様車としてビビッドモノトーンが登場。これがクルマ好きに“刺さる”特別仕様車となっています。

 SUVでは、ホイールハウス周辺に樹脂製のクラッディングが装着されますが、ビビッドモノトーンではこの部分を塗装化。ボディとのツヤ感を揃えつつブラックで引き締め、グリルを縁取るブラッククロームと合わせることで上質感をさらに向上させました。

 また、足元も、新デザインの18インチアルミホイールを採用するなど、プレミアム感が増しています。

 インテリアもさらに上質な仕様となっており、ネーミング通り、モノトーンっぽさを演出しつつも、ところどころに「カッパー(銅)」と呼ばれる赤みを帯びた銅のような茶色を差し色に使用。

 シート表皮にはスエード調の人工皮革「レガーヌ」を用いて、リッチでスポーティなイメージに仕上げました。

 前出の販売店スタッフも「もともと欧州車テイストでしたが、さらにアップグレードされた印象で、ドイツ車からの乗り換えを検討されるお客様もいらっしゃいます」とのこと。

「車格やサイズなどで若い人向けのイメージもありますが、むしろ落ち着いたトーンや全体の質感の高さから、大きな高級車に乗られていた方からのお問い合わせが多い印象を受けます」と言い、レクサス「LBX」のヒットもそうですが、CX-3も含めて「小さな高級SUV」ブームとなりつつあるのかもしれません。

※ ※ ※

 CX-3 ビビッドモノトーンの価格(消費税込)は、ガソリンエンジン車が270万8200円から295万200円、ディーゼルエンジン車が319万2200円から343万4200円です。

【画像】超カッコいい! これがマツダの「小さな高級SUV」です!(30枚以上)

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Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ

2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。

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