ダイハツ新「“SUV”ミニバン」公開! 全長4.1m級の「ちょうどいいサイズ」で「3列7人乗り」! 迫力顔もイイ「シグラ X-スタイル」尼国に登場

ダイハツがインドネシアで、人気MPV「シグラ」をベースにした新たなクロスオーバーモデル「シグラ X-スタイル」を公開しました。アクティブなファミリーに向けたこの特別な一台は、どのような魅力を持っているのでしょうか。

人気MPVがタフなSUVスタイルに大変身

 ダイハツのインドネシア法人は2025年8月1日、「ガイキンド・インドネシア国際オートショー(GIIAS 2025)」において、新たなコンセプトカー「シグラ X-スタイル」を公開しました。

ダイハツのSUVミニバン!?
ダイハツのSUVミニバン!?

 このモデルは、ダイハツが現地で展開する7人乗りMPV(多目的車:いわゆるミニバン)「シグラ」をベースに、クロスオーバースタイルを取り入れたインスピレーションモデルとして展示されました。

 同車はアクティブなライフスタイルを持つ若いファミリーをターゲットに、コンパクトなMPVの機能性とSUVの力強さを融合させた、多機能な一台として提案されています。

 エクステリアは、サンドベージュとブラックの2トーンカラーが特徴的です。前後バンパーやオーバーフェンダーをブラックで引き締め、ルーフレールとルーフボックスを装着することで、タフで冒険心をくすぐるスタイリングが強調されています。

 このコンセプトカーのベースとなった「シグラ」は、インドネシア政府が推進するLCGC(ローコストグリーンカー)政策に対応する車種として2016年に誕生した、7人乗りのコンパクトMPVです。

 また、同車は日本の軽自動車で培った技術を活かしたモデルで、トヨタでは「カリヤ」として販売される兄弟車でもあります。さらに、シグラの累計販売台数は約42.5万台と輝かしい実績を誇っています。

 現行モデルのボディサイズは全長4110mm×全幅1655mm×全高1600mmと、日本の5ナンバーサイズに近く、取り回しの良さが魅力です。

 一方で、最低地上高は180mmとSUV並みに高く設定され、現地の道路事情に対応しています。インテリアでは3列シート7人乗りで、後席用のエアサーキュレーターが装備されるなど、多人数乗車時の快適性も考慮されています。

 パワートレインは、経済的な1リッターエンジンと、よりパワフルな1.2リッターエンジンの2種類を設定。

 価格は1億4150万ルピア(約128万円)からと非常に競争力が高く、特に初めてクルマを購入するファミリー層から絶大な支持を受け、インドネシア市場における大ヒットモデルとなっています。

 今回のダイハツブースでは、この「シグラ X-スタイル」のほかにも、ビジネスユースを想定した商用軽EV「e-Hijet concept(イーハイゼット コンセプト)」や、個人の移動をより自由にする電動パーソナルモビリティ「e-Sneaker concept(e-スニーカー コンセプト)」も同時に公開。

 実用的なMPVの新たな可能性から未来の移動手段までを幅広く提案し、ダイハツが描く未来のモビリティに対するビジョンが示されました。

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Writer: 佐藤 亨

自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

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