ダイハツ新「ロッキー」初公開! 黒バンパー×「DAIHATSU」文字ロゴが超カッコイイ! 全長4m以下ボディ&1.2リッターエンジン搭載の「リミテッドE」尼国に登場

インドネシアGIIAS 2025で、ダイハツがコンパクトSUV「ロッキー」の新たな特別仕様車「ロッキー リミテッドエディション」を初公開。専用カラーや内外装の特別装備を備えたモデルです。

黒顔がイイ! ダイハツのコンパクトSUV!

 2025年7月24日からインドネシア・タンゲランで開催中の「ガイキンド・インドネシア国際オートショー(GIIAS)」において、ダイハツは特別仕様のコンパクトSUV「ロッキー リミテッドエディション」を初公開しました。

黒顔がイイ!
黒顔がイイ!

 このモデルは、同イベントでのみ購入可能な10台限定生産の超レアモデルで、2024年の同ショーで展示され話題となった「ロッキー クロスフィールド」コンセプトの市販版のような立ち位置です。

 ベースとなるのは、インドネシア市場で最も人気の高い「ロッキー 1.2X CVT」グレードで、2025年6月時点で同国ロッキー販売台数の66%を占める主力モデルとのこと。 

 ボディサイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mmで、パワーユニットは1.2リッターガソリン自然吸気エンジンです。

 ロッキー リミテッドエディションでは、その信頼性と使いやすさをそのままに、内外装に特別なカスタマイズが施されています。

 外装の最大の特徴は、鮮やかな「エナジェティックオレンジ」のボディカラーに、タフさを感じさせるマットブラックのバンパー、スタイリッシュなブラックルーフを組み合わせた2トーンカラーです。

 さらに、グリルには「DAIHATSU」文字ロゴが大胆に配置され、他のロッキーモデルとは一線を画す個性を放ちます。

 内装にも特別な意匠が施されています。センターコンソールボックス、ドアパネル、エアコン吹き出し口、ステアリングガーニッシュ、ドアインナーハンドルなど随所にブラック加飾を施し、スポーティかつ落ち着いた雰囲気を演出しています。コンパクトSUVながら、乗る人の個性を際立たせる仕上がりとなっています。

 価格はインドネシア・ジャカルタでの乗り出し価格で2億4875万ルピア(約248万円)。この価格には、専用デザインの内外装に加え、10台の限定販売ならではの付加価値も含まれており、非常に高いコストパフォーマンスを誇ります。

 マーケティングディレクターのスリ・アグン・ハンダヤニ氏は「ロッキー リミテッドエディションの限定販売は、2024年に好評を博したカスタムモデルに対するユーザーの声に応えるものであり、“他と違う”SUVを求めるアクティブな顧客のニーズにマッチしたモデル」とコメントしました。

 日本では販売予定のない本モデルですが、近年注目を集める“限定車マーケティング”の好例として、また将来的なロッキーシリーズの拡張を示唆する動きともいえ、今後の展開にも注目が集まりそうです。

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Writer: 佐藤 亨

自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

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