小型車の「ライズ」は、トヨタが国内で販売するSUVのなかで最も小さいモデルで、2019年11月に登場して以来、多くのユーザーに支持されています。

　ライズの製造を担当するのはダイハツ。同社の「ロッキー」のOEM車としてトヨタに供給されます。

　ライズのボディサイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mmと、5ナンバーサイズに収まるコンパクトな車体に、エクステリアは大型フロントグリルや角張った力強いデザインとするなど、小ささを感じさせない存在感あるスタイリングを実現しています。

　インテリアはブラックを基調としたシンプルなデザインとし、各所にアクセントとしてレッドカラーが施されるなど遊び心ある内装です。

　コンパクトながら積載性の高さもポイントのひとつ。荷室は369リットルもの容量を確保しており、小型SUVとしてはトップクラスの広々とした荷室スペースとしました。

　パワートレインは、1リッターガソリンターボと1.2リッターガソリンに加え、1.2リッターガソリン＋モーターの「e-SMART」を搭載したハイブリッドの3タイプを用意。

　なかでも、エンジンを発電機として使うe-SMARTはスムーズな加速が魅力であるとともに、28.0km／L（WLTCモード）という低燃費性能も両立しています。

　グレードは、ガソリン車が「X」「G」「Z」、ハイブリッド車が「G」「Z」を設定。駆動方式は、ガソリン車には2WDと4WD、ハイブリッド車には2WDが設定され、さまざまなバリエーションから選べます。

　最新モデルは2024年11月に一部改良を受け、リアのコーナーセンサーを2個から4個に変更したほか、コーナーセンサーの作動状況をメーター内に表示させる改良も加えられ、車両後退時の安全性が向上しました。

　価格（消費税込）は、ガソリン車が180万700円から241万3400円、ハイブリッド車が226万3800円から244万2000円です。

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　そんなライズでは、インテリアの純正カスタムパーツが用意されます。

　なかでも、内装の雰囲気を変えるのに注目されるのが、4色のカラーコーディネートが用意された「インテリアパネルパック」です。

「ブルーカーボン調」は、インナードアハンドルベゼル、スイッチベース、シフトベゼル＆センターコンソールを青いカーボン加飾でカスタム。「レッドカーボン調」「ピアノブラック調」「オレンジ」も設定され、インテリアにアクセントを加えます。

　加えて、本革風シートカバーは、スポーティ（赤）、プレミアム（シルバー）、スマート（ブルー）といった3つのカラーバリエーションが用意され、シート形状に合わせたジャストフィットの仕様が魅力のアイテムです。

　さらに、「フロアイルミネーション（ブルー）」はドアオープン時にブルーの光が足元を照らし、ドアクローズ後、ルームランプと同時に消灯。夜間はスモールランプと連動して淡く点灯し続けるなど、ラグジュアリー感を演出します。

　そのほか、「スカッフイルミネーション」「ドアハンドルイルミネーション」「フロントコンソールサイドポケットイルミネーション」「シフトイルミネーション」「プロジェクションイルミネーション」など、光るアイテムが多数設定されました。