見た目は“アメ車”なのに中身は“日本車”!? オートメッセ in 愛知2025の「アルパインスタイル」ブースに展示されたカスタマイズカー「Cal’s Motor」とは
2025年7月26日から27日にかけ、Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場・愛知県常滑市)で開催されたモーターイベント「オートメッセ in 愛知2025」のALPINE STYLE(アルパインスタイル)ブースでは、「Cal’s Motor」のカスタマイズカーやアクセサリーパーツの展示を行っていました。
カリフォルニアをイメージした「Cal’s Motor」カスタマイズカーが勢ぞろい
Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場・愛知県常滑市)で2025年7月26日から27日にかけ行われたモーターイベント「オートメッセ in 愛知2025」のALPINE STYLE(アルパインスタイル)ブースでは、カスタマイズカー「Cal’s Motor」の車両展示や商談会、それにアルパインによるアクセサリーパーツの展示などが行われました。

ブース内で大きく扱われていたのが「最先端のクルマに、旧き良きの美しさと個性」をコンセプトに掲げ、カリフォルニア西海岸をイメージとした「Cal’s Motor」のクルマです。
日産 NV200バネットをベースにした「ソノバ」、トヨタ ライズがベースの「ハバナ」などがまとめて展示されていました。
中でも注目は、2025年7月に販売を開始した「ハバナ Sand Beach Edition」で、こちらはハバナの特別仕様車です。
どちらかといえば、爽やかなブルーやホワイトカラーの印象があるハバナですが、Sand Beach Editionでは“タフさ”を感じさせるサンドカラーを採用。オフロード感を出し過ぎないようにしつつ、他のハバナとは違った印象にまとめています。また展示車のルーフには、ラックも設置されていました。
インテリアにはSand Beach Editionの専用シートカバーや専用フロアマットなどを装備しているほか、ウッド調のデザインを各所に取り入れ、アクセントとしています。
日本車なのに“アメ車っぽい雰囲気”を楽しめる「ジムニー ノマド」の展示も
また、ボディキット「Beas+L」を取り付けたスズキ「ジムニー ノマド」も展示されました。ガッシリとした5ドアだけあって、米国西海岸風の雰囲気とよくマッチしています。

ブースのスタッフによると「ベースが日本車なので、アメ車への憧れはあるがメンテナンスの面で不安を感じているユーザーに人気」だそうです。
さらに、ブース内ではアクセサリーパーツも展示されていました。天井にもスピーカーを設置して“降り注ぐサウンド”を楽しめる「メティオサウンド」システムや、センターコンソールにスマホを置くだけで充電ができるワイヤレス充電器などが紹介されていました。
ブースのスタッフによれば、アルパインはこういったアクセサリーパーツの展示にも力を入れているそうです。特にサウンドシステムは「実際に車内で体験してもらうことで『全然違う』といったポジティブな感想をよくもらっています」とのことでした。
「Cal’s Motor」を取り扱うアルパインスタイルのディーラーは、全国で拡大中。2025年8月には仙台市、秋には広島市に新店舗がそれぞれオープン予定です。
Writer: 鈴木伊玖馬
愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。



























