ダイハツ「リッター60km」走る“軽セダン”に反響殺到!「マジで買いたい!」「毎日の通勤にサイコー」の声も! 4人乗りで「超・低燃費」を実現した“究極エコカー”「UFE-II」とは!

かつてダイハツは、“超低燃費”をテーマに掲げ、リッター辺り「60km」の超低燃費を実現するモデルを開発していました。一体どんなクルマで、現在の評価はどのようになっているのでしょうか。

ダイハツ「リッター60km」走る“軽セダン”に反響殺到!

 2025年7月29日、野党8党が「ガソリン税の暫定税率」を同年11月1日に廃止する方針で一致しました。

 各党は法案を8月の臨時国会に共同提出する予定ですが、もし本当に暫定税率が廃止されれば、1リットルあたり25.1円の値下げが実現することになります。

 このように、近年は様々な要因によるガソリン価格の高騰が生活に直接大きな影響を与えているため、あらためて「低燃費」のクルマに注目が集まっています。

ダイハツ「リッター60km」走る“軽セダン”に反響殺到!
ダイハツ「リッター60km」走る“軽セダン”に反響殺到!

 今回は、低燃費なクルマの一台として、かつて2003年開催の「第37回 東京モーターショー」でダイハツが提案した、“超低燃費”を目指して開発した「UFE-II」というモデルについて、振り返って紹介します。

 UFE-IIとは、ダイハツが「コンパクトなハイブリッドカー」を提案するために開発した、低燃費を極めた軽セダンのコンセプトモデルです。

 また同車は、その2年前にあたる2001年に発表された「UFE」というコンセプトカーを進化させたモデルでもあります。

 同シリーズの第一弾と言えるUFEは、軽自動車の小さなボディにハイブリッドエンジンを搭載することで、リッター55km(10・15モード)という低燃費を実現していました。

 この燃費の時点ですでに優秀な性能ですが、2003年登場のUFE-IIでは、UFEをさらに上回る、リッター60km(10・15モード)もの超低燃費を実現。

 これは当時の4人乗りの自動車としては世界一の燃費性能です。

 この圧倒的な燃費性能を実現するため、ダイハツはUFE-IIのデザインにおいて限界まで空力を重視するとともに、車体も徹底的に軽量化。

 エクステリアには、トヨタ「プリウス」やホンダ「インサイト」など当時のハイブリッドカーにも採用されていた「砲弾型デザイン」を取り入れることで、当時の4人乗り軽自動車として最高レベルの空力性能を実現していました。

 さらにボディ構造には軽量なアルミと樹脂を採用。その結果、車両重量はわずか570kgに収まっています。

 決め手となるパワーユニットには、当時新開発の660cc直噴アトキンソンエンジン+2モーターを組み合わせた高効率ハイブリッドシステムを搭載。

 これにより、先述のように1リッター当たり60kmという驚異の燃費性能を実現させたのです。

 そんなUFE-IIは、燃費性能のみならずデザイン面も特徴的で、大きく上方に開くガルウィングドアや、V型のヘッドライト、リアタイヤをスパッツ(外板)で覆っているのも、通常のクルマと大きく異なる個性です。

 インテリアには「テクノ・コクピット」と名付けられたデザインを採用。

 当時最先端のドライブ・バイ・ワイヤを取り入れ、運転席周辺のセンターコントロール部にスイッチ類を集中させることで、未来的な操作感覚を生み出していました。

 こうして完成したUFE-IIですが、あくまでも技術面での提案が主な目的だったこともあり、市販されることはありませんでした。

 しかし同車の開発で獲得した技術は、ダイハツが後に市販化した低燃費軽モデルの開発にも活かされていることでしょう。

※ ※ ※

 このようにダイハツが低燃費技術を結集させて提案したUFE-IIについて、SNSでは様々な評価が寄せられており、

「これ長距離通勤にサイコーじゃん!」

「日常のお買い物カーにも最適だと思う」

「このクルマ市販化に期待してたよ」

「すげぇぇぇ!出たらマジで買います!」

「背の低いスポーティな軽っていいよね~」

「ソニカとかも良かった。メーカーはこういう軽のラインナップをもっと増やして下さい」

「もし燃費に特化した軽が発売したら実際どれくらい燃費は良くなるんだろう」

 といった投稿が見られます。

 実際に通勤や買い物に使いたいという声が多いほか、またスポーティな軽自動車のラインナップを増やして欲しいという要望もあることから、もしUFE-IIが市販化されれば、人気モデルに躍り出る可能性も十分にあるのではないでしょうか。

【画像】超カッコいい! これが「リッター60km」走る“軽セダン”です!(38枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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