“約240万円”のトヨタ「スターレット“クロス”」がスゴイ! 25年ぶり復活な「コンパクトSUV」に反響多数! MT設定&クーペスタイルもイイ南アの「全長4m以下モデル」が話題に

南アフリカの大規模展示会「ナンポ・ハーベストデー」にて、トヨタのコンパクトSUV「スターレットクロス」が実車展示され、SNSでも多数の反響が集まっています。

クーペ風SUV「スターレットクロス」実車登場!

 2025年5月15日(現地時間)に行われた南アフリカの大規模展示会「ナンポ・ハーベストデー」にて、トヨタのコンパクトSUV「スターレットクロス」が実車展示され注目を集め、SNSでも多数の反響がありました。

スターレットSUVだ!
スターレットSUVだ!

 スターレットクロスは、かつて日本でも人気を博した「スターレット」の名を冠する新世代モデル。

 かつてのスターレットといえば、1990年代にコンパクトなハッチバックとして知られ、特にスポーツモデルなどで若者を中心に支持されてきました。

 そんなスターレットの名称を冠したコンパクトSUV“がスターレットクロスです。ベースとなっているのは、スズキが展開するコンパクトSUV「フロンクス」で、トヨタがOEM供給を受ける形で南ア市場向けに展開しているモデルです。

 グローバル戦略の一環として位置付けられ、ネーミングも「スターレット」+「クロス(=SUVテイスト)」とすることで、過去の資産と現在のトレンドを融合した意欲的な1台に仕上がっています。

 外観はクーペ風の流麗なルーフラインに加え、ワイド感を演出するコネクテッドタイプのLEDテールランプを採用。

 トレンドを意識したスポーティな印象があり、コンパクトながら上質感も感じさせます。
 
 ボディサイズは全長3995mm×全幅1765mm×全高1550mmと、都市部でも扱いやすいサイズ感。ホイールベースは2520mmで、取り回しの良さと室内空間のバランスも考慮されています。

 パワートレインには1.5リッターの自然吸気エンジン「K15B」を搭載。トランスミッションは5速MTまたは4速ATを選択可能で、駆動方式はすべて前輪駆動(FWD)です。

 加速性能はAT車で0-100km/hが約11.2秒、公称燃費は17km/L台と、日常使用に十分なスペックを備えています。

 価格は29万9900ランド(約242万円)から35万9300ランド(約290万円)とされ、信頼性と整備性を重視した構造で、メンテナンス環境が限られる地域でも安心して使える点が評価されています。

 SNSでは「スターレットの名前が復活してるの熱い!」「クーペ風でこのサイズ感、ちょうどいい」「MTあるのがうれしい!日本にも出して!」など、かつてのスターレットファンやコンパクトSUVを求める層からの反響が続出。

 なかには「これ、日本のフロンクスとどう違うの?」「スターレットの復活がグローバルだけなのは惜しい」といった日本市場導入を望む声も見受けられました。

 ちなみに、スターレットのSUV的モデルとしては1998年に登場した「スターレット リミックス」がありました。

 当時としては珍しかったコンパクトSUVで、約140万円の価格で販売され1999年まで継続。それからスターレットのSUV版的立ち位置のクルマが登場するのは、25年ぶりの出来事となります。

 現時点で日本市場への導入は発表されていませんが、既に日本ではフロンクスが販売されており、その関係性の近さからスターレットクロスの日本上陸にも期待が高まります。

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Writer: シープロダクション

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