トヨタ新「”スライドドア”ワゴン」発表! パカッと開く「2階建て仕様」! 広びろ内装が良すぎる“豪華車中泊モデル”「プロエースシティ ヴァーソ ミニキャンパー」西国で登場
トヨタのスペイン法人は2025年6月17日、LCVベースのキャンピングカー「プロエースシティ ヴァーソ ミニキャンパー」を現地で発売しました。どのようなモデルなのでしょうか。
パカッと開く! トヨタ新「”スライドドア”ワゴン」
トヨタのスペイン法人は2025年6月17日、LCV(ライト・コマーシャル・ビークル=小型商用車)ベースのキャンピングカー「プロエースシティ ヴァーソ ミニキャンパー」を現地で発売しました。

トヨタが欧州で展開するプロエースシリーズは、大別して3つのモデルがあり、そのうちで最もコンパクトなのがプロエースシティです。ボディサイズは全長4403mm(ロングは4753mm)×全幅1848mm×全高1880mm。
基本的には小型商用車ですが、乗用仕様としてプロエースシティ ヴァーソというバージョンも用意されており、今回発売されたミニキャンパーは、この乗用バージョンがベースとなります。
車中泊対応の装備を施したモデルで、架装は現地のコンバージョン専門ビルダー「TINKERVAN(ティンカーヴァン)」が担当。長年にわたる同社のノウハウが注ぎ込まれ、日常使いとアウトドアの両立が図られています。
主な装備としては、2名が就寝できる折りたたみ式のポップアップルーフ、80Ahのサブバッテリー、格納式テーブル、カーテン、自転車ラックなど。これらの装備により、コンパクトな車両サイズながらも、より快適に車内で過ごせる空間となり、ドライブ旅行や週末のアウトドアにぴったりの一台に仕上がっています。
価格は3万7446ユーロ(約650万円)から。取り外し可能なベッドフレームキット、屋外で使うための折り畳み式チェア、オーニングなどオプションパーツも多数そろえており、幅広いニーズに対応します。
同日、ひとまわり大きい「プロエースヴァーソキャンパー」も発売されました。欧州では近年、バンライフや週末キャンプといったライフスタイルへの関心が高まっており、自動車メーカーがLCVをベースとしたキャンパー仕様を投入する流れが加速しています。プロエースシティヴァーソ ミニキャンパーは、普段乗りもできる、ちょうどいいキャンピングカーとして注目を集めそうです。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。







































































