日産「”新”カクカクSUV」発表! 9速AT採用&最低地上高「最大294mm」実現! 超タフ顔の“400馬力超えモデル”「パトロールPRO-4X」UAEに登場

日本導入の可能性が高まっている日産「パトロール」ですが、そもそもどのようなモデルなのでしょうか。仮に日本導入となった場合、どのような立ち位置となるのでしょうか。

日産「”新”カクカクSUV」!

日産の中東法人は2025年6月17日、フラッグシップSUV「パトロール」に新たな仕様「パトロール PRO-4X」を追加し、アラブ首長国連邦で発売しました。どのようなモデルなのでしょうか。

新たなカクカクSUV!
新たなカクカクSUV!

 パトロールは、日本ではかつて「サファリ」の名で親しまれた大型SUVです。中東市場においては、とくに砂漠地帯での信頼性の高さから厚い支持を受け続けており、今回追加された「PRO-4X」は、その堅牢な性能に磨きをかけたアドベンチャー志向のグレードとして登場しました。

 PRO-4Xは、冒険や非日常を求める人たちに向けて、日産が展開する本格オールテレイン系サブブランドです。これまでピックアップトラック「ナバラ」などで設定されていましたが、パトロールに設定されるのは中東地域では初となります。

 エクステリアはフロントセクションを中心に専用デザインを採用。標準仕様がラグジュアリーな雰囲気に仕上がっているのに対して、PRO-4Xはタフで無骨な印象です。

 アンダーボディを保護するためのシルバーのフロントスキッドプレートや、Lava Red(溶岩の赤)をアクセントとした牽引フックや専用エンブレムなどによって、スペシャルな個性を際立たせています。

 インテリアはキルティング加工が施されたレザーシートにコントラストステッチをあしらい、ヘッドレストには「PRO-4X」の刺繍ロゴが入ります。

 パワートレインは3.5リッターV型6気筒エンジンと9速ATの組み合わせで、最高出力425馬力・最大トルク700Nmを発生します。アダプティブエアサスペンションシステムの採用によって、路面状況に応じて車高とダンピングを自動調整し、快適な乗り心地を確保しながら、悪路での走破性も高めています。最低地上高は最大294mmです。

 中東での価格は36万2900ディルハム(約1500万円)です。中東の多様な地形に応える冒険志向の一台として、パトロール PRO-4Xはその存在感を一層強めており、日産が誇るフラッグシップSUVの新たな選択肢として注目を集めそうです。

【画像】超カッコいい! これが日産「”新”カクカクSUV」です! 画像で見る(55枚)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: 近藤 英嗣

新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー