トヨタ新「クラウン」発表! 最上級より「250万円オトク」&“リッター21キロ超え”の低燃費! 本革使用の“スポーティ内装”も魅力的なシンプル仕様! 最安モデル「スポーツ G」登場!
トヨタは2025年7月10日、「クラウン(スポーツ)」を一部改良し、新たに「SPORT G(以下、スポーツ G)」グレードを追加しました。最も安価なモデルとして登場したスポーツ Gですが、一体どのようなクルマなのでしょうか。
もっとお得な「最安モデル」新登場!
トヨタは2025年7月10日、「クラウン(スポーツ)」を一部改良し、新たに「SPORT G(以下、スポーツ G)」グレードを追加しました。
このクルマはどのような特徴を持つのでしょうか。

2022年に発表された16代目クラウンは、従来のセダンの枠を超え、クロスオーバー、スポーツ、セダン、エステートの4つのボディタイプを展開する革新的なシリーズとして生まれ変わりました。
その中でもスポーツは、スポーティな走りとエモーショナルなデザインを融合させたクロスオーバーSUVとして2023年10月に登場。
低重心で流麗なシルエットと力強いスタンスが特徴で、走りの楽しさと上質さを両立したモデルとして高い人気を誇っています。
今回の一部改良では、全グレードで全ドアのスマートエントリーが標準装備化されたほか、「スポーツRS」グレードでは内装色にブラックが追加され、マットブラック塗装のアルミホイール(225/45R21)がメーカーオプションとして設定されました。
また、クラウン誕生70周年を記念した特別仕様車「スポーツ RS“THE 70th”(PHEV)」および「スポーツ Z“THE 70th”(HEV)」が設定されます。
特に注目すべきは、新たに追加されたエントリーモデルのスポーツ Gで、最も手頃な価格設定でクラウン(スポーツ)の魅力をより多くのユーザーに提供します。
スポーツ Gのボディサイズは全長4720mm×全幅1880mm×全高1565mm、ホイールベース2770mmで、上位グレードのスポーツ Zと同等です。
エクステリアでは、スポーツ Zと同様にグロスブラック塗装の21インチアルミホイールや、リアに「HEV」ロゴのハイブリッドシンボルマークを装備。
スポーツ G独自の仕様として、LEDヘッドライトにはオートレベリング機能の代わりにマニュアルレベリング機能が採用されています。
ボディカラーはモノトーン6色と、ルーフをブラックに塗装したツートンカラー5色の全11色が用意されています。
インテリアは2列シート5人乗りのレイアウトで他グレードと共通し、ブラックを基調としたコーディネートで統一。
上級グレードと同様に、本革ステアリングや本革シフトノブを採用し、高級感を演出しています。
なかでもスポーツ G専用の仕様として、自動防眩インナーミラー、ファブリックと合成皮革を組み合わせたシート、12.3インチHDディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)を装備。
一方で、助手席肩口のパワーシートスイッチが省略されるなど、一部で簡素化されています。
安全性能では「Toyota Safety Sense」を搭載し、走りの楽しさと安全性を両立。
ただし、上位グレードに搭載される「トヨタチームメイト」や「ドライバーモニターカメラ」は非搭載です。
パワートレインは、最高出力186PS、最大トルク221Nmの2.5リッター直列4気筒エンジンを基盤としたハイブリッドシステムを搭載。
トランスミッションはCVT、駆動方式はE-Four(電気式四輪駆動)を採用し、WLTCモードで21.3km/Lの優れた燃費性能を実現しています。
このパワートレインは、低燃費でありながらスポーティなキャラクターを損なわないようチューニングされています。
スポーツ Gの価格(消費税込み)は520万円で、最上級モデル「スポーツ RS“THE 70th”(PHEV)」の770万円と比べ、250万円の価格差があります。
なおスポーツ Gは、同年7月30日に発売予定です。
Writer: くるまのニュース編集部
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