新車371万円から! トヨタ「新ハリアー」登場! スタイリッシュSUV何が変わった? 全車快適&ブラック仕様が話題に! 販売店での反響は?
人気高級クロスオーバーSUVとなるトヨタ「ハリアー」の一部改良モデルと特別仕様車が2025年6月11日に発売しました。販売店での反響はどうなっているのでしょうか。
トヨタのハリアーが一部改良、安全装備の強化や特別仕様車「Night Shade」も登場
トヨタは2025年6月11日、人気高級クロスオーバーSUV「ハリアー」の一部改良モデルと特別仕様車を発売しました。
かつて「元祖高級SUV」とも言われたハリアーですが、今回の改良ではどのような進化があるのでしょうか。

2020年に誕生した現行の4代目ハリアーは、SUVの実用性や数値で表される性能だけでなく、「心の琴線に触れる感性価値」を追求したモデルとして登場しました。
高級クロスオーバーSUVの世界的なトレンドが続く中、パイオニアであるハリアーはさらなる飛躍を遂げています。
4代目ハリアーの開発では「直感で感じるもの」「言い表せない部分」にこだわり、心に響く感性価値を追求。
走行性能においても、データだけでは見えない感覚的な要素を評価部門とエンジニア部門が緻密に共有し、”匠”と呼ばれるドライバーが「今までやりたかったことの集大成」と形容するほどの質感を実現しています。
ハリアーのエクステリアデザインは、おおらかな立体の断面が大胆に変化し、やがて鋭利な折れ面へと変わることで、豊かな表情と力強い動感を表現。
特にサイドビューは印象的で、スポーツカーのような豊かな張り出しを持ったリヤフェンダーやシャープなラインは、鉄板のプレス成形の限界に何度も挑むことで実現された造形美です。
インテリアでは、包まれるような安心感と上質さを追求。頼りがいのある逞しい骨格を感じさせるセンターコンソールは、乗馬の「鞍」の厚い革が持つおおらかな曲面をイメージして設計されています。
これとインストルメントパネルとの組み合わせにより「おおらかな逞しさ」を表現しています。
また、トヨタ初の「調光パノラマルーフ」を採用し、ガラス間に液晶調光フィルムを挟んだ構造によって、透過・調光を瞬時に変化させることが可能になりました。
前席中心に後席の頭上まで覆う大きさのパノラマルーフが室内に心地よい開放感をもたらし、調光時には障子越しのような柔らかい光が差し込む上質な空間を演出します。
今回の改良では、安全装備「Toyota Safety Sense」の機能拡充や人気装備の標準化、Gグレードにプラグインハイブリッド仕様が新たに追加され、選択肢の幅が広がっています。
同時に、ブラックを基調とした特別仕様車「Z”Leather Package・Night Shade”」および「Z”Night Shade”」も設定されました。
では、具体的にはどのような改良が行われているのでしょうか。
まずToyota Safety Senseをはじめとする安全装備が大幅に進化しています。
プリクラッシュセーフティの検知範囲が拡張され、夜間の自転車運転者や昼間の自動二輪車も検知対象に加わりました。
また、交差点右左折時の横断自転車運転者や、交差点に進入する際の車両および自動二輪車も検知できるようになっています。
さらに、車線逸脱抑制機能を備えたレーンディパーチャーアラート(LDA)が追加され、車線をはみ出しそうな時に警告を発する車線逸脱警報機能とステアリング操作の支援が行われます。
ブラインドスポットモニター(BSM)には、安心降車アシスト(SEA)と後方車両への接近警報機能が追加されました。
また、安全運転をさりげなくサポートするプロドライビングアシスト(PDA)も新たに搭載。
歩行者・自転車運転者・駐車車両に対する操舵・減速支援、先行車に対する減速支援、カーブに対する減速支援、右左折時の減速支援、車線内を走行時の常時操舵支援など、多彩な機能で運転をサポートします。
さらにはユーザーの利便性向上のため、人気の高い装備が標準化されました。
ステアリングヒーターとシートヒーター(運転席・助手席)が全グレードで標準装備となり、寒冷地仕様も全グレードに標準で搭載。
また、「おくだけ充電」とデジタルキーは、Zグレード(PHEV車)とZ”Leather Package”グレードで標準装備となっています。
その他、環境への配慮とユーザーの選択肢拡大を目的に、Gグレードにプラグインハイブリッド仕様が新たに設定。
これにより、より多くのユーザーがプラグインハイブリッド技術を選択できるようになり、トヨタのカーボンニュートラル実現への取り組みがさらに前進します。
そして今回の改良では特別仕様車「Z”Leather Package・Night Shade”」と「Z”Night Shade”」が新たに設定されました。
これらの特別仕様車は、ブラックの外装パーツによる艶やかさと上質感を演出しています。
具体的には、プロジェクター式LEDヘッドランプ(ダーク仕様/ブラックレフ)、ブラックメタリック塗装を施したフロントアッパーグリル、艶あり黒塗装のフロントロアグリル、フロントバンパーロア、ロッカーモール、リヤバンパーロアを採用。
さらに、車名エンブレムとカーボンニュートラルバッジにもブラック塗装を施しています。
足元には225/55R19タイヤとブラック塗装アルミホイールが装着されています。
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このように様々な改良や特別仕様車が追加されたハリアーですが、価格は「G(ガソリン車 2WD)」の371万0300円から「Z(プラグインハイブリッド車 E-Four)」の626万0100円です。
今回の改良や特別仕様車について、トヨタディーラー営業担当者は「ハリアーは従来から上質感と走りの良さで人気の高いモデルですが、今回の改良で安全装備が大幅に強化されたことで、さらに多くのお客様から注目を集めています。特に特別仕様車のNight Shadeは、洗練されたブラックの外装が非常に好評で、予約も好調です」と話します。
また、既存のハリアーオーナーからは「安全装備が進化し続けるのは嬉しい。次の買い替えの際も検討したい」、「プラグインハイブリッドの選択肢が増えたのは時代の流れを感じる」といった声が寄せられています。
改良されたハリアーは、ラグジュアリーSUV市場の先駆者として感性価値を追求しながらも、最新の安全技術と環境性能を兼ね備えた1台として、多くのユーザーの期待に応える内容となっています。
Writer: くるまのニュース編集部
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