ダイハツの新「フロント“ミッドシップ”マシン」発表! 全長4m級ボディで約200万円! 高耐久でリッター12.6km走れる商用モデル「グランマックス カーゴ」何が変わった?
2025年6月16日、ダイハツは「グランマックス カーゴ」の新たな一部改良モデルを発表しました。どのように進化したのでしょうか。
安全性能強化や価格改定を実施
ダイハツは2025年6月16日、「グランマックス カーゴ」の一部仕様変更を行い、全国で発売を開始しました。
この改良は安全性能の向上を主な目的とし、さらに原材料価格の高騰に対応した価格改定も実施されています。

グランマックス カーゴはダイハツが手がける小型商用車で、積載力や快適性に優れた車両です。
特に狭い道路での取り回しやすさに定評があり、業務用車両としても多くの支持を得ています。
これまでインドネシアを中心に販売されていたこのモデルは、日本市場にも対応した改良が施され、輸出される初の海外生産車としても注目されました。
ボディサイズは全長4065mm、全幅1665mm、全高1930mmで、ホイールベースは2650mm。
荷室長は最大2045mm、荷室の幅は1495mm、荷室高は1305mmとなっており、大型の荷物や段ボール箱もスムーズに積み込むことができる広さが確保されています。
外観はシンプルで機能的なデザインが特徴です。特に荷物の積み込みや積み下ろしがしやすいように、広いバックドア開口部と低床フロアを実現しました。
パワートレインは、1.5リッター直列4気筒「2NR-VE」型エンジンを搭載し、トランスミッションは5速MTと4速ATを設定。駆動方式は後輪駆動(2WD)と四輪駆動(4WD)から選択可能です。
2WDモデルの燃費はWLTCモード走行で12.6km/L、4WDモデルでは12.2km/Lとなっており、商用車として求められる燃費性能も兼ね備えています。
加えて、フロントミッドシップレイアウトを採用し、前後の重量配分が最適化されているため、走行安定性を高めています。
さらに、このモデルにはダイハツの先進的な安全技術「スマートアシスト」が搭載されており、衝突回避支援ブレーキや車線逸脱警報機能、誤発進抑制装置など、運転者の安全をサポートする機能が充実しています。
そして今回の一部改良では、安全性能の強化を中心とした仕様変更が行われました。特に注目すべきは新たに搭載された安全機能で、後方視界確認用のリアコーナーセンサーが追加されています。
メーター表示にはリアコーナーセンサー・コーナーセンサーブザーOFF表示が追加され、視覚的にも運転者に情報が提供されます。
さらに、衝撃感知時にドアロックが解除される機能が新たに追加され、万が一の事故発生時でも迅速にドアが開放されるようになりました。
また今回の改良では原材料価格の高騰に伴う価格改定も実施され、改定後の価格は206万8000円(税込、以下同)から244万2000円に設定されています。
※ ※ ※
今回の改良により、グランマックス カーゴは商用車としての優れた積載力と快適性を提供する一方、安全性が一層強化されました。
ビジネスシーンでの頼れるパートナーとして、今後の市場での動向にも注目が集まります。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。









































