全長4.9m! トヨタ最新「FF“最上級”セダン」実車公開! 精悍「サメ顔」×流麗“クーペ”ボディがカッコイイ! 「リッター25km」も走る高級モデル「カムリ」をタイイベントで展示
トヨタのタイ法人はバンコク国際展示場で開催の「FASTオートショータイランド2025」でトヨタ「カムリ」を展示しました。どのようなクルマなのでしょうか。
サメ顔の「最上級セダン」を展示
トヨタのタイ法人は2025年7月2日から6日まで、バンコク国際展示場(BITEC)で開催の「FASTオートショータイランド2025」にブース出展を行いました。
ブースではトヨタ「カムリ」を展示しています。どのようなクルマなのでしょうか。

カムリは1980年に登場したミディアムサイズセダンです。当初は2ドアスペシャリティクーペ「セリカ」をベースにした派生4ドアセダン「セリカカムリ」としてデビューしましたが、1982年の2代目からはセリカの系譜から外れ、独立したモデルとなっています。
比較的ラージサイズのボディに前輪駆動(FF)プラットフォームを採用したことで広々とした居住空間を実現し、日本のみならず国外のさまざま地域にも幅広く展開するなど、FFミディアムセダンの世界戦略車としてラインナップされています。
日本では、2017年登場の10代目が2023年12月をもって生産を終了したものの、通算11代目が2023年11月に米国で世界初公開され、各国で販売を開始しています。
タイにおいては2024年10月に発売され、最上級セダンの立ち位置を担っています。
11代目カムリは北米トヨタのデザインスタジオであるCALTYがデザインを担当。概ね先代のイメージを残しつつ、さらにスポーティでモダンな外観を実現しました。
最大の変更点はフロントフェイスで、シュモクザメをイメージし「プリウス」などにも用いられた最新の「ハンマーヘッド」デザインを採用。
ボディサイドは先代を踏襲したエレガントなものですが、Cピラー周辺に手が加わり、リアドア後にガーニッシュを設けることで6ライト風のクーペライクなデザインが強調されています。
またリアもフロント同様にデザインを一新し、「コの字」風のテールライトと、ダックテール形状をもたせたアグレッシブなトランクを採用し、一層スポーティに引き立てています。
ボディサイズ(タイ仕様)は全長4920mm×全幅1840mm×全高1445mm、ホイールベース2825mmです。
インテリアは大幅に刷新。直線基調のインパネには大画面のインフォテインメントディスプレイに加え、大型化された液晶メーターの装備やエアコンなどの操作系統もリフレッシュするなど、先進感を高めています。
またエアコンルーバーから連続したような横桟デザインを助手席インパネにあしらい、スタイリッシュなイメージをもたせました。
パワートレインは227馬力を発揮する2.5リッターエンジン+モーターのハイブリッド(THS)を搭載。第5世代のハイブリッドユニットを採用することで、高効率化と25km/Lという低燃費の実現を図りました。
先進運転支援システムには新型レーダーとカメラを搭載する最新の予防安全機能パッケージ「トヨタ セーフティ センス」を採用し、検知精度の向上や先読み機能などが強化されました。さらに降車アシストや鮮明になったアラウンドモニターなども採用しています。
現地でのカムリの価格は147万5000バーツ(約656万円)から180万9000バーツ(805万円)です。
今回のFASTオートショータイランド2025ではカムリの最上級モデル「HEV プレミアム ラグジュアリー」(ボディカラーはプレシャスメタル)が展示。
新車の即売会も兼ねており、7万バーツ(約31万円)の割引が受けられるキャンペーンや購入時の特典などが設けられています。
このほか、「ヤリスクロス」や「アルファード」、「ハイラックスチャンプ」などが展示されています。
Writer: くるまのニュース編集部
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