新車216万円! 「6速MT×660CCターボ」採用! 「楽しくてサイコー」の声も!? S2000&S660受け継ぐ「N-ONE RS」に注目! 反転ターボもイイ!
ホンダ「N-ONE」のRSグレードは、ターボエンジンや6速MTが設定されているのが大きな特徴です。実際のオーナーの話を交えて魅力を深掘ります。
660CC×ターボエンジン×6速MT! N-ONE RSの魅力は?
コンパクトながら大人4人がゆったりと乗れる空間設計と、運転の楽しさを両立したホンダの軽自動車「N-ONE」。
今回は、なかでもスポーティな走りが特徴の「RSグレード」の魅力に迫ります。

ホンダのNシリーズ第3弾として2012年に登場したN-ONEは、「Nのある豊かな生活」という理念のもと、日本の暮らしと時間を見つめて開発されました。
日々の生活に寄り添いながら、長く使えて飽きのこない、末永く愛されるクルマを目指しています。
「タイムレスデザインの進化」をコンセプトに掲げ、次世代へ受け継がれる普遍性を追求したN-ONEの外観は、大きな丸型ヘッドライトとスクエアなテールライトが特徴です。
このシンプルかつモダンな印象は、初代N360の面影を感じさせながらも、現代的なアプローチで進化しています。
ホンダは「N-ONEはクルマの本質的な価値と魅力を徹底的に磨き上げ、日本の新しいベーシックカーを目指しました」と説明しています。
デザイン、安全性、実用性を兼ね備え、室内空間を広く使えるパッケージングは、多様なライフスタイルに柔軟に対応可能です。
その中でも、走りにこだわった「RSグレード」ならではの魅力とは、いったいどのようなものでしょうか。
RSグレードは、N-ONEの中でも特に走行性能を重視したモデルです。
価格は216万400円となっており、そのスポーティな走りは多くのドライバーを惹きつけています。
搭載される660ccターボエンジンは、最高出力64PS、最大トルク10.6kgf・mを発揮。トランスミッションはCVTと6速MTを設定しています。
とくにこの6速MTは、「軽快、快適、TOURERをとことん楽しむ6速マニュアルトランスミッション」とホンダは表現。
6速MTは、小排気量エンジンの性能を最大限に引き出すため、ホンダ「S660」と同様にクロスレシオを採用。ワインディングでは軽快な走りを、高速道路では快適なクルージングを実現します。
また、2速にはダブルコーンシンクロ、3速にはカーボンシンクロを採用し、1速から2速、2速から3速へのシフトアップ操作力を低減。ショートストローク化との両立にも貢献しています。
操作性を追求したインパネシフトノブには、ホンダ「S2000」ベースの専用デザインを採用。
6速MTには専用チューニングが施されており、クラッチ操作に応じたエンジン出力の最適制御や、変速ショックを抑える制御も組み込まれています。
これによりスムーズな発進や変速が可能となり、日常の運転でもストレスが軽減されます。
このように細部までこだわって設計された6速MTは、どのような想いで誕生したのでしょうか。開発陣は次のように語っています。
「Nシリーズの中でも、ホンダのスポーツマインドを象徴するのがN-ONEです。
MT車を求めるお客様の期待に、どうしても応えたいという強い想いがありました。
S660やN-VANの技術を投入し、N-ONEならではの軽快・爽快・快適なスポーティーさを追求しました。
ギア比の設定から、シフトやクラッチの操作荷重、変速ショックや振動の軽減に至るまで、試行錯誤を繰り返し、細かなチューニングを積み重ねて開発しました。
また、室内レイアウトではシフトレバーをステアリングの近くに配置し、ショートストローク化することで、クイックなシフト操作が可能になると考えました。
ストローク量、シフト剛性、シフトノブの重量、レバー角度などを専用に調整し、スポーティなシフトフィーリングに仕上げています」
こうした魅力を持つN-ONE RSですが、走行性能はそれだけにとどまりません。
足まわりには徹底したチューニングが施され、軽自動車とは思えない安定感と操縦性を実現。
デュアルピロスプリングの採用により、直進安定性と快適な乗り心地を高次元で両立しています。
このスプリング構造は、通常走行時には柔らかい特性で快適性を保ちつつ、コーナリング時には硬くなることで車体の挙動を安定させる働きを持っています。
さらにフロント・リアのスタビライザーも最適化されており、コーナリング時の車体のロール(横傾き)を効果的に抑制。カーブでの安定感が増し、スポーティな走りがより一層楽しめるようになっています。
また、「アジャイルハンドリングアシスト」という制御システムも搭載。これは、コーナリング時に内輪側のブレーキを微調整することで、より正確な車両挙動を実現する技術です。自然なハンドリング感覚を維持しながら、ドライバーの意図通りに曲がれる性能を提供。
このような特徴を持つN-ONE RSですがオーナーからは、どのような声が聞かれるのでしょうか。購入から約3年経った30代男性は次のように話しています。
「軽自動車でマニュアル車が選べるのが、最大の魅力でした。
見た目はかわいらしいのに、走りは想像以上にスポーティで驚きました。
毎日の通勤や週末のドライブが、本当に楽しみになりました」
※ ※ ※
SNSでも「キビキビ走って、楽しい」、「街乗りでも使えるのがいい」というような声からも、N-ONE RSが日常使いの実用性と運転の楽しさを高次元で両立していることがうかがえます。
またオプションとしてクルマ好きの心をくすぐる「反転TURBO」ステッカーなどが用意されているのもポイント。
N-ONE RSは、軽自動車という枠組みの中で、クルマを操る楽しさを存分に味わえる、稀有な存在と言えるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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