迷惑なド派手電飾&爆音… 迷惑系ランボオーナー逮捕! 不正車検のクルマ屋も同時に!? 何があった? 違法改造の現状は

爆音の空ぶかしをはじめ、これまでも数多くの迷惑行為を行ってきたランボルギーニオーナーと数百台の不正車検を行ってきた民間車検場の責任者など6名が6月26日逮捕されました。

爆音の空ぶかしをはじめ、これまでも数多くの迷惑行為を行ってきた極悪ランボ集団とは?

 爆音マフラーや違法電飾カスタムで周囲の交通に多大な迷惑をまき散らしていたランボルギーニオーナーと数百台の不正車検を行ってきた民間車検場の責任者など6名が6月26日逮捕されました。

 一体どのような事件だったのでしょうか。

なぜ不正改造が後を絶たない? 画像は今回とは別の大黒ふ頭における特別街頭検査の様子
なぜ不正改造が後を絶たない? 画像は今回とは別の大黒ふ頭における特別街頭検査の様子

 車検不適合の不正な改造をして車検の時だけパーツを純正品(車検適合品)に戻すという方法はこれまでも行われていましたが、今回摘発された不正車検のランボは『ペーパー車検』で車検を通していました。

 ペーパー車検とは、爆音マフラーや違法な電飾などを純正に戻さないことはもちろん、クルマを車検場に持ち込むことすらしない文字通り「書類上だけの車検」です。

 車検に必要な点検や整備をせずにうその書類を作成して車検を通すことを意味します。

それらの重大な違法行為が明らかになったため、諸星伸一氏(本名:山本伸一)が率いる諸星一家のメンバーやペーパー車検をこれまで数百台実施していた民間車検場『松戸市モータースセンター』の責任者・成田国造容疑者経営者などが逮捕されました。

 爆音の空ぶかしといえば迷惑ランボではおなじみの違法行為です。

 過去には東京オートサロン2020年の搬出時にランボルギーニ・アヴェンタドールの空ぶかしによるトラブルが発生。

 消防法や各種の条例で禁止されているはずの屋内での空ぶかしを何度も行い、関係者や周囲の出展者の注意も無視。

 最後には爆音と爆光の状態で屋外の公道に出ていき、渋滞する幕張メッセの周囲を複数回周回してどこかに走り去っていきました。

大型駐車スペースに停めているランボルギーニ(場所:大黒PA/撮影:加藤久美子)
大型駐車スペースに停めているランボルギーニ(場所:大黒PA/撮影:加藤久美子)

 これらの違法行為は諸星一家のランボに限らず、首都高速の休憩施設、クルマ好きが集まる大黒PAでもたびたび行われてきました。

 大黒PAで仮眠を取ろうとしているトラックドライバーからの苦情も相次ぎ、何度も大黒PAが閉鎖(トラックは利用可能)されてきました。

 また、大型車スペースにランボを停めて堂々と撮影を行う行為についても警察が何度か警告を行っています。

 駐車場だけではなく高速道路上で走行しながらの違法なランボ集団の撮影も報告されており警察が警告を行った例もあります。

 このような迷惑行為を平気で行う参加車両のせいで開催中止に追い込まれたクルマイベントも少なからず存在します。

 今回の逮捕で迷惑系ランボは絶滅するのか。と期待したいところですが、まだまだ同様の違法改造による迷惑系ランボは全国各地に存在していると考えられます。

 実際、ランボルギーニに多い違法改造にはどのようなものがあるのでしょうか。

【動画】電飾ギラギラのランボ、火を吹くランボ… これが実態です。

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