ホンダ新型「フィット」まもなく登場!? 3年ぶり顔面刷新で「斬新顔」に? 中国公開の細スギ「ヘッドライト」がカッコイイ「新モデル」登場に期待

2025年秋に行われるモーターショー「ジャパンモビリティショー2025」ではさまざまな新型車やコンセプトカーが展示されることでしょう。その際にホンダブースに展示されて欲しいモデルの一つが、ホンダ新型「フィット」です。

ホンダ新型「フィット」!?

 2025年10月30日から11月9日にかけ、「JAPAN MOBILITY SHOW(ジャパンモビリティショー)2025」が開催されます。2023年に行われた同イベントでも多くの新型車やコンセプトカーが展示されました。

 次の2025年のジャパンモビリティショーで、その登場を期待したいクルマが、マイナーチェンジを遂げたホンダ新型「フィット」です。

これが新型フィット!?(画像:中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部))
これが新型フィット!?(画像:中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部))

 ジャパンモビリティショーは、これまで日本で行われてきた「東京モーターショー」の後継イベントとして2023年にスタートしました。来場者数は111万2000人を記録しています。

 一方、ホンダ「フィット」は2001年に誕生したコンパクトカーです。ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」を採用し、快適な室内空間と多彩なシートアレンジを実現しました。

 現行モデルの4代目は2020年に登場。ユーザーのライフスタイルに合わせた5つのバリエーションを用意し、幅広いユーザー層の人気を獲得しました。

 そんなフィットですが、中国市場において、マイナーチェンジが行われることが判明しました。情報元は中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)です。

 工信部は日本における経済産業省や総務省の業務を扱う機関。自動車も管轄しており、中国国内で製造する新型モデルは発売前に工信部へ届け出る必要があります。

 その2025年4月分の届出情報において、フィットのマイナーチェンジモデルが確認されました。

 その情報によると、ボディサイズは全長4169mm×全幅1694mm×全高1537mm、ホイールベース2530mmと記載されています。現行フィットの全長は4081mm-4125mmなので、わずかに大型化。

 大きく変化しているのはフロントマスクを中心とした外装部分です。可愛いらしいフロントフェイスを形成していたお馴染みのヘッドライトは、シャープなデザインに変更。フロントフェイスの印象を一変させています。

 さらに、リアのバンバー下部はブラックになっており、なおかつディフューザーのような形状に変更され、スポーティな印象としています。

 パワートレインは、中国の販売元である「広汽ホンダ」が生産する1.5リッター直列4気筒エンジン「L15CC」型と記載されています。

 日本市場でもフィットに同様のマイナーチェンジが行われるのか、今の所公式アナウンスはありませんが、現行型フィットは2022年にマイナーチェンジを果たしており、それから3年経っているので、その可能性もなくはありません。

 それだけに10月に行われる「ジャパンモビリティショー2025」での発表に期待がかかります。今後の動向に注目です。

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Writer: 鈴木伊玖馬

愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。

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