“新車”約100万円! トヨタが新「軽トラック」がスゴイ! コスパ重視の“超タフモデル”に訪れた変化とは? 超豪華“エクストラ仕様”もイイ「ピクシストラック」が販売店でも話題に
2025年2月25日、トヨタは「ピクシストラック」の一部改良モデルを発表し、同日より販売を開始しました。これに対して、ユーザーや販売店のあいだではどのような動きが見られているのでしょうか。
軽トラックにも安全性と快適性を
2025年2月25日、トヨタは軽トラック「ピクシストラック」の一部改良モデルを発表し、同日より発売を開始しました。販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

ピクシストラックは2011年に初代が登場しました。トヨタは、自社で軽自動車の生産をおこなっておらず、軽自動車市場に対応するため、ダイハツからのOEM供給を受ける形で「ピクシス」ブランドをスタートさせました。
その中で、ダイハツ「ハイゼットトラック」をベースに生まれたのがピクシストラックです。
軽トラックというジャンルは、日本の道路事情や農業・配送業などの現場に非常に適しており、長年にわたり需要の高いカテゴリとされています。
ピクシストラックも例外ではなく、堅実な設計と高い実用性で多くのユーザーから支持を集めてきました。
ピクシストラックの特徴は、ベースモデルであるハイゼットトラックと基本的な構造を共有しつつ、トヨタの販売網で手に入る点にあります。
エンブレムやわずかな意匠の違いを除けば、外装や内装、性能面においてはほぼ同一であり、信頼性の高さと入手のしやすさを兼ね備えています。
今回の一部改良では、主に安全装備の強化が行われました。
全グレードに標準装備された「スマートアシスト」は、先進の予防安全機能を多数搭載した運転支援システムです。
衝突回避支援ブレーキや車線逸脱警報、誤発進抑制ブレーキ制御、さらには先行車発進お知らせ機能まで、計13種類の機能を備えています。
また、グレード展開も充実しており、基本装備を備えた「スタンダード」は、もっとも手に取りやすいモデルとして設定されています。2WD・5MT仕様で、価格(消費税込み、以下同)は102万8500円。
ピクシストラックは仕事用の車両としてコストパフォーマンスに優れており、商用利用を前提としたユーザーに広く選ばれています。
さらに、農業従事者のニーズに応える形で設定された「スタンダード“農用スペシャル”」グレードも用意されています。
スタンダード“農業用スペシャル”グレードは4WD仕様のみの展開となっており、4枚リーフ式リアスプリングやスーパーデフロックといった機能を装備。
重い荷物を積んだ状態でも安定した走行を可能にし、ぬかるんだ畑道でもしっかりと脱出できる力強さを備えています。価格は118万8000円からとなっています。
一方で、日常使いや見た目の上質さを求めるユーザーに向けた「エクストラ」グレードも展開されています。
エクストラグレードはメッキフロントグリルやスモークドリアウインドウといったスタイリッシュな外観に加え、パワーウインドウや電動格納式ドアミラーなど快適性を高める装備が標準化されています。
なお、価格は2WD・5MT仕様で120万円、4WD・CVT仕様では140万8000円と、幅広い選択肢が用意されています。
それでは、ピクシストラックについてどのような声がよせられているのでしょうか。
関東圏の販売店担当者は次のように話します。
「今回の一部改良では『スマートアシスト』の全車標準装備が最大のポイントとなっているため、安全装備に対する質問が多くよせられています。
たとえば、『スマートアシストってどこまでサポートしてくれるのか?』『誤発進抑制って本当に便利なのか?』といった、実際の機能の詳細や作動条件についての問い合わせが特に多いです」
また、関西圏の販売店担当者は次のように話します。
「農業や建設関係のお客さまを中心に、『軽トラでもこんなに安全装備が充実してるのはありがたい』という声をいただいています。
日々の作業や配送で使われる方が多いので、ちょっとしたヒヤリを減らしてくれる安心感が、選ばれる決め手になっているようです」
何でもかんでも書けばいいってものではない。
↑ 同意。 が、世の中、そんな状態で進んでいるような? ← 賛同しない事だが。