ホンダ「“新型”フィット」“まもなく登場”に反響殺到! 斬新「2段ライト」の一新デザインに「うーん」「実車を見たい」と賛否両論!? 新たな「ビッグマイナーチェンジ」中国モデルに寄せられた声とは

ホンダ「フィット」が中国でデザイン変更をともなうマイナーチェンジを実施する模様です。人気のコンパクトカーに対し、SNSなどにはさまざまな反響が寄せられています。

ほとんど「フルモデルチェンジ」!? 驚きのイメージ刷新

 現行型(4代目)のホンダ「フィット」は、2020年の登場からすでにデビュー5年が経過しており、その動向が注目されています。

 そんななか、中国でデザイン変更を伴うマイナーチェンジがおこなわれる模様です。

 従来とは大きくイメージを変えた新デザインに対し、SNSなどには多くの声が集まっています。

マイナーチェンジモデルのホンダ「フィット」[画像:中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)]
マイナーチェンジモデルのホンダ「フィット」[画像:中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)]

 2001年に初代モデルがデビューしたフィットは、独自の「センタータンクレイアウト」による広い室内やスタイリッシュなデザインが支持され、歴代モデルでは国産車トップクラスの売れ行きを記録しています。

 現行型は欧州車風のカジュアルなデザインへの一新や、2モーターハイブリッド「e:HEV(イーエイチイーブイ)」の設定、先進機能「ホンダ センシング」の熟成などを図りました。

 日本では2022年10月にマイナーチェンジを実施し、ガソリンエンジンは1.3リッターから1.5リッターへと排気量を上げてパワーアップ。e:HEV車も出力を向上しています。

 ただしデザイン変更などの大がかりな刷新はこれまで基本的におこなわれておらず、モデルチェンジまたはデザインのアップデートを含めたマイナーチェンジへの期待が高まっています。

 そんななか、中国で販売しているフィットのビッグマイナーチェンジが明らかになりました。これは中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)の2025年4月の届出情報から判明したものです。

 ちなみに中国では、現地の東風汽車との合弁である東風ホンダ、同広州汽車との合弁である広汽ホンダの2社があり、フィットは東風ホンダでは「ライフ」、広汽ホンダではフィットの名称で販売されています。

 届け出は“フィット”の名称で記載されており、広汽ホンダのモデルだとわかります。

 目を引くのは、そのフロントデザインです。

 上下2段分割の精悍なヘッドライトに、ブラックアウトの面積を増やした台形のバンパーロアグリルをあわせ、イメージを一新させました。

 現行モデルは、大きなヘッドライトと横長のロアグリルを組み合わせた親しみやすいデザインでしたが、“新型”は精悍かつ近未来的な雰囲気に生まれ変わっています。

 一方テール回りはフロントほど大きく変わっていませんが、前バンパーロア部の形状にあわせたのか、下部がブラック化されています。

 届け出の記載によると、ボディサイズは全長4169mm×全幅1694mm×全高1537mm、ホイールベース2530mmとあり、全長は中国仕様の現行モデル(4081mm-4125mm)よりもわずかに大きくなっているようです。

 2025年6月上旬現在、広汽ホンダの公式サイトなどにフィットのマイナーチェンジに関する情報はなく、具体的な登場時期は明らかにされていません。

 ただし工信部の発表が4月にあったことから、そう遠くない時期に中国で正式発表されるものとみられます。

※ ※ ※

 人気のコンパクトカーの海外での動向に対し、国内でもSNSなどには早くもさまざまな反響が寄せられています。

 多かったのは「(現行型の)柴犬顔から随分変わったね」「なんか不思議な形」など、現行型から大きく変わったデザインに戸惑う声でした。

 なかには「コレジャナイ」「うーん」「良いとは言い難い…」など、厳しい意見も多く見られます。

 ともあれ「実車を見てみないとなんともいえない」「屋外の日の光のもとで見てみたい」との声があるように、公道を走る姿を1日も早く見てみたいものです。

 また「まさか日本もこの顔に!?」との声もありましたが、当然国内のホンダからの公式発表はありません。

 国内仕様の動向についても、引き続き目が離せません。

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Writer: くるまのニュース編集部

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