日産「新型“本格派”SUV」!? 旧車デザイン&「カクカクデザイン」がイイ! 23年ぶり復活な「テラノ」大胆予想CG登場

かつて日本で人気を博した日産「テラノ」。その次期型を大胆に予想したレンダリングCGが登場し、話題を呼んでいます。一体どのような仕上がりなのでしょうか。

新型テラノ!?

 日本では販売終了から20年以上が経過したものの、かつて人気を集めたSUV、日産「テラノ」。その次期型を想像したレンダリングがSNSで注目を集めています。

新型テラノ!?(Photo:Theo throttle)
新型テラノ!?(Photo:Theo throttle)

 テラノは、ラダーフレーム構造を持つ本格派SUVとして1986年に初代が誕生しました。

 初代テラノは、ピックアップトラック「ダットサン」をベースに開発され、堅牢な構造と高い悪路走破性で人気を博しました。

 日本市場では、1986年登場の初代WD21型と1995年登場の2代目R50型の2世代が展開され、2002年に販売を終了しました。一方、海外では「パスファインダー」や「X-テラ」などと名称を変えながら、テラノの系譜は継続しています。

 2013年にはインド市場向けに「テラノ」の名が復活。ルノー「ダスター」のOEMモデルとして投入され2020年まで販売(インド市場において)されていました。

 このインド仕様テラノは2013年10月に発売されたモデルで、日産とルノーのアライアンス戦略に基づくクルマです。外観は、専用のVモーショングリルやメッキパーツにより、ダスターとは差別化された高級感を演出しています。

 内装はシンプルながらも質感に配慮された仕立てで、上位グレードではレザーシートや大型ディスプレイを採用しました。安全装備は、運転席・助手席エアバッグやABSを標準装備。上級モデルにはリアカメラなども備わります。

 パワートレインは、1.5リッター直列4気筒ディーゼルエンジン(最高出力110PS・最大トルク248N・m)を主力としています。トランスミッションは6速MTが基本で、後に一部市場ではAMT(自動変速機)仕様も追加されました。駆動方式はFF(前輪駆動)のみで、4WDモデルはラインナップされていないようです。

 ボディサイズは全長4331mm×全幅1822mm×全高1671mmで、都市部での取り回しに適したサイズ感です。価格はインド市場で約96万〜146万ルピー(1ルピー=1.79円換算で約171万円〜約261万円)に設定されていました。

 そんなテラノ、現行モデルは登場からすでに10年以上が経過しており、フルモデルチェンジへの期待が高まっています。

 そんな中。テラノの次期型車の予想レンダリングCGを制作したのは、インスタグラムやYouTubeで更新を続けているアカウント「theottle」。

 theottleが作成したレンダリングでは、非常に独特でアグレッシブなフロントマスクが目を引きます。

 このデザインは、日産は2025年4月23日に開幕した「上海モーターショー2025」において初公開した新型ピックアップトラック「Frontier Pro(フロンティア プロ)」に基づくもので、全体的に直線的で角張ったデザインとなっています。

 Frontier Pro のフロントデザインは、1980年代の名車D21型ピックアップの特徴的なエアインテークをオマージュしたもので、かつての初代テラノと同様のデザインでもあるため、そこはかとなく現実味を感じさせます。

 はたして、次期型テラノは実際にはどのような姿で登場するのでしょうか。もし登場するならば、日本市場への導入の可能性にも期待したいところです。2002年に国内販売を終了しているため、今年中に登場すれば23年ぶりの復活となります。

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